若手の離職を防ぐ、あたたかい職場のために
ローズ定例会「若手の気持ち」ご報告

保育コミュニケーション協会3月のローズ定例会は、これから入ってくる若手の先生の気持ちを少しでも理解し、ずっと働きたいと思える職場環境作リのヒントが得られれば…というテーマで、担当のふーみんに「若手の気持ち」をお話しいただきました。

 

【若手の気持ち】離職を防いで!担当:ふーみん

当日のお話で印象的だったのは、

  • 2年目の壁が厚すぎる恐怖
    違う立場で1年体験したとして、すぐにはなかなかできるようにならないもの。
    大きな器で見守っていただけたら……
  • 園によって常識が違う
    この園のルールを言語化してもらえたら……
  • 転職者も一人の人間として見てほしい
    「社会人としてどうなの?」という批判ではなく、
    あたたかくご指導いただけたら……
  • 評価判断なしで、受止めていただけたら
    「20年の命を預かっているんだ」by ゴリさんからのシェア
  • 園内に一人でも、心の内を話せる人が居たらいい
    何気ないフォローや、気に掛けているよのサインがあれば……
  • 先輩たちからのたくさんの転職経験もシェア
    ご縁のある園が、たどり着くいい園

など、今回、ファシリテーターをあっちゃんが担当し、ブレイクアウトルーム作成をじゅんちゃんが担当するといった形でみんなで作っていきました。

若手の気持ち……といった視点では、自分もこんな気持ちになったんだなぁとしみじみ感じ、若手を受止める器を作る側としては、求められているであろう配慮の難しさを感じる側面もあり、色々なところに刺さる、響き愛の時間でした。

(先輩や施設長も成長途中「人間だもの」相田みつを)

二次会のclubhouseでは、参加者から届いた感想をご紹介しながら、「ミスって何だろう?」という問いと、捉え方を深める一幕もあり、余韻と対話の時間になりました。

当日の動画は、会員限定でのちほど共有する予定です。

ふーみん、皆様
ありがとうございました。

 

「若手の気持ち」~色んな不安と向き合ってきた経験から

                                ~報告担当:じゅんちゃんより~

3月24日ローズ定例会報告 今回は、ふーみんからご自身が新人時代に体験したこと、その中での気づき等、細かな部分まで話を聞かせてもらいました。

 若手職員はこんな風に感じているんだ、ということに気づいた皆さんは、メモを取りながらも、話に聞き入っておられましたね。また、チャット機能を使いながら、もっと聞かせて欲しいと質問もいくつか挙がりました。普段はなかなか聞くことができない話だからこそ、自然と気持ちも体も前のめりになって聞いておられた皆さんの姿がとても印象的でした。
 
 ふーみんの話を聞き、若手職員の気持ちに触れることができた皆さん。これからはこういう風に関わってみよう、声かけしてみようという感触がつかめ、気持ちも呼吸も少し軽くなった様子が伺えました。

 全体を通して私が感じたことは、ふーみんが話した若手職員の気持ちは、私達も少なからず体験・経験をしてきたものではないか、ということです。
私たちが若手職員だった頃は、随分前のことで記憶にないと思われるかもしれません。ですが、話を聞いて、心に響いたところに、どこかご自身の新人時代と重なるところがあったのではないでしょうか。

 話を思い返しながら、ご自身の新人時代に思いを馳せてみると、その時の光景・気持ちなどが蘇ってくるのではないかと思います。ふーみんの話は、いつの間にか蓋をしてしまったご自身の新人時代の気持ちを思い出すきっかけになったのではないか、と感じました。

 今回の話を聞いた皆さんは、きっとこれから、新人職員に対する関わり方、育成の仕方が変わってくるのではないかと思います。ふーみん、貴重な話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

 

参加者の声を一部ご紹介します

参加者①

若手の方の本音も、若手を育てるポジションの皆さんの本音も、両方聞けて大変勉強になりました。ありがとうございました!
「3年辛抱するより、3年働いてみたいという職場にするほうがいい」って、ふーみんさんの言葉はとても力強いなと思いました。


参加者②

ふーみんの赤裸々なお話で、考えさせられる事がたくさんありました。
過去には自分もそういった事がありましたし、だけどそこは自分で何とか気持ちを切り替えて、自分で蓋をしてやって来てしまいました。
過去は変えられないので、このお話を聞いてこれからの自分が後輩にとって頼れる存在でいられるように、日々努力をしていきたいと思います。


参加者③

大人も自己肯定感が低い…まさに私でした。
【自己肯定感が低い=周りの人のことも悪く評価してしまう】傾向にありました。
自己肯定感が少し上がってきてからは、職員さんのいいところも見れるようになったと思います。自分自身の自己肯定感がどうなのか、気づくことって大事ですね。


参加者④

そうだよなぁ…、分かっているつもりで見えなくなっていることもあるだろうなぁと思いました。さまざまな立場や背景をお持ちの参加者のおかげで、気付きや視点が深くなりました。

 

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3月31日を持ちまして、保育コミュニケーション協会オンラインサロン
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