園のファンを作るためには?【ローズ定例会】2022年1月 ご報告
保育コミュニケーション協会オンラインサロン、ローズ定例会を開催いたしました。
今月の担当は、かおり先生による「子育てサロン〜みんなで架空の子育て支援センターを企画立案しよう〜園のファンを作るためには?」でした。
子育て支援をしている園もあれば、自園は特に行っていないのであまり関係ないという園もあるかもしれません。
少子高齢化の昨今、じつは未就園児への子育て支援のかかわりが好評で結果的に選ばれる園になっていくという流れは珍しくありません。身近なところに意識を広げていくことで、親御さんと園が両想いになり、同じ方向へ歩んでいくご縁につながるかもしれない。
また、Withコロナで孤立している親御さんをサポートする大切な「ひと声」にもなりえます。
最初にかおり先生からご自身の地域での取り組みを聞かせていただいた後、3グループでブレイクアウトルームに分かれてじっくりお互いの思いや、好きなこと・やってみたいこと・体験させてあげたいことなどを話してもらい…その後、発表タイム♪
ワクワクタイムだったようで、皆さんのひとみが輝いていました。
何かすごいことをしなければ、WITHコロナで何ができる!?
~と考えるとつらくなりますが、
今いる場所でできる小さな心がけや一歩が、その先にいる人を幸せにする在り方につながりますね。
保育コミュニケーション協会【オンラインサロン】第3期募集中です。
じゅんちゃんの振り返り
1月26日のローズ定例会は、
「子育てサロン〜みんなで架空の子育て支援センターを企画立案しよう〜園のファンを作るためには?」
をテーマに、香ちゃんから自園での取り組みを聞かせてもらいました。
その後グループに分かれ、それぞれが意見を出し合いながら架空の支援センター事業を考えてみることになりました。
グループで考えた支援センター事業案は
1.子育て支援名を考える
2.対象者
3.内容
①季節はいつにする?
②メインは何をする?
③手遊びや歌は何をする?
でした。
初めて参加される方もいて、緊張した様子・空気感が漂っていましたが、グループで話し合う時間を多く設定していただいたことで少しずつ場が和み、どのグループも素敵なアイデアが浮かんできていたようです。
全体の場に戻り事業案を発表し合う中で、それぞれのグループの発想の豊かさであったり、“楽しそう”とわくわくしてしまう内容に、“なるほど”と皆さんが頷かれる場面がありました。
私自身、事業案を考えるにあたり、コロナ禍であるからこそ今の現状に即した支援センターを考えた方がいいのでは?とグループの皆さんに問いかけたりもしました。ですが時代に即したものを考えるよりも、“どんな支援センターを作りたいのか”、“どんな支援センターでありたいのか”に注目して考えていった方が「この考え方なら早速明日からの保育に活かしていけるかも」と捉えやすいことに気がつきました。
今回このテーマをお聞きして、私自身もですが、自園に支援センターがないからイメージしにくいのかなと思われた方もいたかと思います。ですが、これは一つの提案であると考えると、議論し合うことがコミュニケーションを取ることに繋がり、アイデアを出し合うことが相手の意見を尊重することに繋がっていく。
すべてが日々の保育と繋がっていることに気がつきました。
皆さんの素敵な企画案に魅了された時間となりました。
気づきを得る機会を作ってくださった香ちゃんのご提案にも感謝いたします。ありがとうございました。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
初めての参加でドキドキでしたが、会話や考えが膨らみ、とても楽しかったです。 また、色々な考えや発想が新しい気づきに繋がり、これからの保育がもっと楽しくなりそうです!オンラインですが、話し手の目を見てしっかり話を聞いて頷いてくださる先生方の姿が、とても温かく印象に残っています。
ご感想②
子育て支援と聞いて、子育て家族の悩みを聞く、一緒に考える、こちらから支援していくというような、固い内容が浮かんでいました。しかし今回の定例会では、子育て支援とはもっと気軽に利用できるもので、必ず利用するべきものでもないこと。環境は用意するけれど一方的に与えるものではないことを感じました。
支援者側が楽しくワクワクしながら考えたものは、親子にもその思いは伝わるし、子育てとは親が一人でするものではなく地域の方々や他の親子、私たち支援者と共にやっていくともっと気楽に楽しくできるのではないかと思いました。
グループ内でお話した際に、経験のある先生方から次々と素敵なアイディアが出てきたので、私もワクワクの気持ちを忘れずに、日々保育をしていきたいと感じました。
ご感想③
幼稚園、保育園だけではなく、支援センターで働いていたことのある方からもお話が聞けて良かったです。 もし園で未就園児を対象の保育をする機会があったら、今日の話に出たことを提案してみたいと思います。 最初は緊張してましたが、周りの方が優しく声を掛けて下さったので楽しく参加できました。 ありがとうございました。
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