コミュニケーションを図っているのに…なぜすれ違うの?
こんにちは、保育コミュニケーション協会の松原です。
現場で園長・主任・リーダーとして声を掛けているつもりが…。
行った、言わない、やっているつもり…。
え、そこなの!?
蓋を開けてみたら、会話が噛み合っていなかった…。
~などなど、行き違いのもどかしさに脱力することはありませんか?
もしかすると、和田講師の体験が、ご自身のきっかけにつながるかもしれません。
和田講師担当 以下、和田講師より
新年度が始まって一か月が経とうとしています。バタバタする一か月、いかがでしょうか。
先生たちの関係性も新たに築いていくとき、少しずつその関係性ができていると思います。
わたしが施設長となり、初めての新年度。関係性の新たな構築のとき、直面したのが『職員とのコミュニケーションがとれないこと』でした。
日々の業務の忙しさの中で、なにか違和感を感じながらも立ち止まってみる時間もなく、時が過ぎていきました。保護者に伝えるべきことを伝えていなかったり、子どもの怪我をほかの先生が知らなかったり、ということが【問題】として起こりました。
保育目標は、職員間で共有できているのに。
子どもの姿を、会議で共有できているのに。
現場の様子や書類から、クラスの様子は把握できているのに。
会議のときに、先生たち全員と目標を決めていました。
それは『子どもの気持ちを受け止めよう』ということでした。
先生たちから出てきた目標でもあったので、共有できていたと思っていたのです。先生たちの『受け止める』の意味はさまざまでした。
受け止め方の違いから、職員間のずれとして、園長と現場のずれとして出てきたのです。
A先生は、ひとつひとつゆっくりと『〇〇だったんだね』と気持ちを聴く。
B先生は、『なんで〇〇するの』と行動を見る。
C先生は、子どものどんなことも黙ってみている。
感じていた違和感は、『職員間のコミュニケーション』がずれていたのです。
《子どもたちのために良い保育をしたい》思いは同じ。それぞれのアプローチ方法、表現方法が違ったから、ずれていたのです。それぞれ自分の思う『受け止める』をしているだけで、それを行動していました。
その『受け止める』が違うことで、先生同士の行き違いとなっていました。
その結果、先生たちの間に連携が取れなくなっていました。
園長としてコミュニケーションをとっているつもりでいましたが、それはコミュニケーションではありませんでした。人は思いをこころのうちに持っていて、それを表現したいものです。それを聴いていくことや、ほかの人の思いを受け止めることができていませんでした。
そこから、面談と会議の方法を変えました。
具体的には、チームメンバーひとりひとりと向き合う時間を取りました。メンバー同士でも、対話をする時間を作りました。
みんなで作っていきたいチーム像を分かち合い、目標とするチームを目指していきました。リーダーのお役目を持つみなさんは、リーダーとしてどのようなチームを作りたいでしょうか?
チームが機能するために、リーダーとしてどのように関わっていきたいでしょうか?
コミュニケーションはエネルギーの循環です。その人の価値観は、その行動につながるものです。ひとりひとりの価値観の違いを理解し、違いを恐れず楽しむ姿勢。強みも弱みも見せあえる関係性作り。
~こういったことを通してお互いを認め合い、活かし合うチームを目指すことができます。その先には《子どもたちのためのより良い保育》を実現させていくチームがあります。
この講座で、使えるヒントを手にして現場で活用いただきたいと思います。
ぜひ、ご自身が前に進んでいく勇気づけの一歩に、お役立て下さい。
ご一緒できるのを楽しみにしております。
対象者:保育リーダーの方へ
●リーダー
●ミドルリーダー
●園長
●主任
として、園内をまとめるお役目を担っている人 または今後この職を担っていきたい人を対象としております。
《こんな方へおすすめ》
- チームの人と協力しながら、より良い園をチームを作りたい方
- 違いを楽しみ、多様性のあるチームがいいなと思っている方
- チームメンバーが輝き、成長しあえるチームを作りたい方
チームメンバーと成長しあい、チームで目指す園に近づけていきましょう。
【開催日程】
第一回目:5月27日(金) 20:00~22:00
「リーダーシップと私」 (講師:松原美里)
第二回目:7月 22日(金)20:00~22:00
「園で起きていることにアンテナが立つ」 (和田講師・岡崎講師)
第三回目:9月16日(金) 20:00~22:00
目指す方向への第一歩 (岡崎講師)
第四回目:11月25日(金)20:00~22:00
部下の力を伸ばすかかわり方 (和田講師)
第五回目:1月27日(金) 20:00~22:00
成長し続ける組織のための在り方 (岡崎講師・松原・和田講師)
▼ 詳細内容は、こちらをご覧下さい
https://hoiku-communication.com/schedule/2022_leader5_info/
【動画フォローあり】
参加した会の振り返りとして・ 参加ができなかった会のフォローアップとしてご活用いただけます。
*都合の悪い日があらかじめ分かっている方は、
メッセージ欄に「第〇回は動画参加を希望します」と入れていただけたら 後ほどUPしたものをお知らせいたします。
【時 間】 20:00~22:00 (開始の15分前より入室可能)
【料 金】各回 一 般 料 金:4,000円+消費税
無料会員料金・紹介 :3,800円+消費税
有料オンラインサロン会員料金:3,700円 +消費税
5回連続参加料金 18,000円(3,600円/回)+消費税
これを機に無料登録会員ご登録はこちらから
保育コミュニケーション協会 オンラインサロン会員とは
「オンラインサロン会員」とは…月額1000円~の情報共有場所に継続参加される方となります。 よろしければ、この機会に園を超えた情報共有・交換ができる 保育コミュニケーション協会のオンラインサロンにご一緒しませんか? ●詳細はこちらから
【受講方法】オンラインツール:ZOOM
★ZOOMの使い方はこちらの動画を参考に行ってみてください。
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※ 動画アーカイブあり ※
接続が不安定な方・どうしてもご都合が合わない方のために 当日の動画URLを後日お送りいたします。
【お申込み】お申し込みはこちらからお願いします。
<講師> 和田恭代 2回目・4回目を担当
元 東京都B型小規模保育園 施設長 保育コミュニケーション協会 認定ファシリテーター講師
経理事務・サービス業など他業種を経験、結婚後、第一子出産後に保育士資格・幼稚園教諭第一種免許取得のため聖徳大学通信教育部へ。進学と同時に東京都認証保育所に勤務。その後、学童クラブ、小規模保育園にて勤務。子ども自身が持つ『自分で成長する力・子ども同士で育ちあう力』は、
周囲にいる大人の関わりが大切なのではないかと、心理学やコーチングを活かしながら、チームとして職員・子どもたち・保護者とともに園運営を行う。
現在、不登校の子どもたちの支援に関わりながら、保護者や保育園の先生のサポート、心理学を活かしたコーチングを伝えている。