保護者からの批判――!?リクエストとして捉えてみる
「どういうことなんですか!」
「聞いていません!」
「説明してください!!」
~怒りとともに、こういった言葉を向けられると
つい、「クレームを受けてしまった…。」
と落ち込んでしまうことが、あるのではないでしょうか。
自分では工夫や配慮をしたはずなのに…
すべてにダメ出しをされたようでがっかりしてしまったり。
これまで、なんとか関係性を築いてきたつもりだったのに…
批判を受けたように感じて、すっかり自信を失ってしまうこともーーー。
こちら、「私事(わたくしごと)」を扱うと、傷ついてしまいますし
落ち込んで立ち直るのに時間を要するのですが
批判と捉えず “相手が感じたこと”として
客観的に受け止めることで、大切なエッセンスを握って前に進むことができる
リクエストという視点をご紹介いたします。
リクエストとして捉えてみる
理不尽に思える要求もリクエストと置き換えることで「困っていたのか」と気が付くこと・
願いを聞き取ることで「それなら、こうしてみてはどうだろう?」と
新たな展開が見えてくるかもしれません。
「どんなリクエストを持っているのか」という視点で捉え直すと――?
・家に帰ったら、ケガがあった!どういうことなのか?
~帰り際に教えてほしかった、把握しておきたかった。
何が起きていたのか教えてもらえますか?
・うちの子を特別に手厚く保育するべきだ!
~とってもかわいい子なので、お願いですから大切に扱ってくださいよ。
・保育に手抜きをしている!うちの子を任せられない!
~もっと丁寧に、細やかに子どもを見てください。心配なので。
・忙しいんだから、そのくらいの熱でいちいち電話するなよ!
~こちらにもこちらで職場の事情があるのを察していただけますか?
・お金を払ってるんだから、もっとサービスするべきだ!
~正直いっぱいいっぱいなので、手伝っていただけますか?
できることと、できないことがあるのは当然のこと。
まずは、「そういうリクエストがあるのだな」と
受け止めてみるのはいかがでしょうか。
「○○ということですね。
どうもありがとうございます。
○○、大切な観点だと思います。
一旦園に持ち帰って、じっくりと検討させていただきますね。」
~と。
あなたの身近な保護者のリクエストとはーーー?
立ち止まり、整理することで見えてくることもあるかもしれません。
9月3日の研修では、いっしょに実例を読み解きながら
ご自身の園に生かせる捉え方・考え方をお持ち帰りいただきます。
是非、お役立て下さい。
<内容>
1.私たちの育った環境とは
2.子育て支援の今
3.ニーズを読み解く
4.リクエストとして受け止める
5.気持ちに寄り添う添うコミュニケーション
6.相手が受け取りやすい伝え方
【日 時】2023 年9月3 日 (日) 10:00~12:00
【場 所】ご自宅からオンラインツール:ZOOMにて
【アクセス】お申込みの方にお知らせいたします。
<料金>
一般:3900円 (税込:4290円)
無料Line会員・ご紹介:3800円 (税込:4180円)
オンラインサロン会員:3700円 (税込:4070円)
<講師:松原美里>
保育園・児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングを学ぶ。米国認定コーアクティブコーチ資格取得。現在は認定こども園エクレス(保育園) 施設長を経て、参加者の声から創るプログラムにて、コーチング講座・研修講師として保育士向け新人継続支援研修・中堅育成研修・保護者支援研修・マネンジメント研修・リーダーシップ研修・子育て支援研修・「ほいくあっぷ 保育者お悩み相談室」監修等を行っている。保育コミュニケーション協会にて、保育者の日常を支えるオンラインサロンや研修を主催。Youtube「うめちゃんねる」にて発信中。
<お申し込み>
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