受け取ったバトンから、その先の笑顔が生まれる【講師研究会トレーニングコース】3回目開催レポート
同じプログラムであってもそれぞれのエピソード・持ち味・魅力が新たな彩として現場を照らす光になる――。
保育コミュニケーション協会、認定ファシリテーター講師育成講座修了生のためのプログラムを落とし込み、新たな講師として活躍していくためのトレーニングコース。
今回は、「人間関係の良い職場を作るコミュニケーション」の第3回目、総仕上げ、守破離でいうところの「離」としてそれぞれのカラーで魅力が放たれる会となりました。
保育現場でのコミュニケーション…「子どもが真ん中」と分かってはいながらも、私自身も一園目から悩まされたのが、このテーマでした。基本的にはコミュニケーション下手なので、失敗という失敗の轍をことごとく踏み…痛い思いをしたからこそ、沁みたコーチングや心理学をはじめとする様々な学び。
「これを、もっと早くに知れていたら…保育をもっと楽しめたのに」
~そんな思いから作ったプログラムを、同じように思いを持ってくれている認定講師に託していきたい。
そう決めて、トレーニングコースの題材としました。
メンバーそれぞれが、保育にまつわる人間関係に思い入れを持っており。
1.受講者体験
2.場面ごとの意図の読み解き動画
&パワポ・インストラクションについての大枠意図共有
3.自分なりのシナリオに落とし込む
4.講師チャレンジ一か月目、二か月目、三か月目
…という流れで実践とフィードバックを重ねていく中で、現場でのチャレンジからの気づき、思いを新たにする体験の訪れ、行き帰りの電車の中でのコツコツイメトレ、思いがあるのに、思うようにできない自分にもどかしさを感じる場面もあり…。
いろんな思いを抱えての、Lastチャレンジでは、
- 持ち味のユニークさをテーマと絡めてシュールに表現している一コマ
- 意図を自分の言葉で伝えられており、心に響く場面
- 参加者と感情のキャッチボールができている場面
- 言葉の一つ一つに自覚的になり、届けようとする思いが伝わってくる場面
- 表には見えない努力が、垣間見られる場面
など、それぞれの成長が眩しいひとときでした。
試行錯誤から作りこんだプログラムではありますが、最近は私はニーズに合わせてカスタマイズする研修が多いためこちらのテーマからは、少々遠ざかりつつあり。
お蔵入りの予感を感じていただけに、こうして思いを受け継いで新たな息吹として各地を照らす認定講師の存在は、とても頼もしく有り難いと感じております。
さぁ、これからがいよいよ本番です!
「人間関係が良くなるコミュニケーション」の工夫を見つけていく研修が、皆様のお役に立てますように。
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参加者の感想を一部ご紹介します
保育コミュニケーション協会では、認定ファシリテーター講師育成講座の修了生やこれから講師業を担って行きたい方、そして保育コミュニケーション協会の連続講座や松原先生が担当してきた研修を自分が担当していきたい方など、さまざまな方々を対象としたプログラムを開催しております!
《プログラムの特徴》
- 認定ファシリテーター講師育成講座の修了生や講師を目指す方を対象にしたプログラムです。
- 講師業に携わる中で試行錯誤している方や、相互支援の居場所を求めている方に最適です。
- 園を越えた工夫や情報共有を希望する方には、多くの学びの機会を提供します。
- 利害関係のない本音のフィードバックを求める方に、客観的なフィードバックを受け取る機会を設けています。
《参加メリット》
- 参加者から新たな視点や気づきを得ることができます。
- プログラム作成の壁打ち(ブレスト)体験を通して、打開策が見つかることでしょう。
- 参加できない時でも、開催会の動画を通して気付きを得ることができます。
- 動画による振り返りを何度も行い、新たな気付きを得ることができるでしょう。
- 不定期にリクエスト内容に対して、講師松原からの動画解答を提供します。
- 今後へ向けたイメージトレーニングを行い、自身の成長をサポートします。
- このプログラムでは、受講者が主役となり、成長と発展を共に築いていくことを重視しています。
- あなたのニーズに合った学びの場を提供し、講師業のスキルを向上させるお手伝いをいたします。
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