文化・宗教観・風土・人のつながりこそが魅力【バリお話し会】ご報告
『バリの教育・文化・保育を知りたい!バリに行こう3Days お話し会』を開催いたしました。
➡ https://umehanarelations.com/triptobari2024/
前半:愛ちゃんが語るバリ島の魅力
愛ちゃんは網走出身で、札幌で保育士を務めた後、バリに移住して16年になります。今回は、彼女の視点から見たバリの歴史に基づく風土や地域性、子どもから大人までの人々のつながり、そして食文化についてお話を伺いました。
バリヒンズーと信仰
バリの人々は唯一神を信仰し、ご先祖様への敬意を大切にしています。オゴオゴというお祭りでは、一晩中練り歩いて悪霊を燃やした後、翌日は「ユピ」と呼ばれる日で、電気を使わず静寂の一日を過ごします。この行事を目当てに訪れる観光客も多いです。物の価値観の変化
バリに移住する際、愛ちゃんはたくさんの服を持って行きましたが、現地の人々から「一日一着しか着ないのに、そんなにたくさん持っていてどうするの?」と問われました。この経験を通じて、物の価値観が変わり、幸せ度が上がり、執着を手放すことができたそうです。輪廻転生とお葬式
バリ島では、輪廻転生を前提としているため、お葬式は「お祭り」として行われます。これは人生で最も派手な儀式で、一週間連続で地域の人々を巻き込んで行われます。役割が決まっており、他人のお葬式を手伝わないと自分の「お祭り」の時に人が来てくれなくなるという習慣があります。地元の人々との密接な関係
バリ島の社会は、地元の人々との密接な交流で成り立っています。地域の絆が強く、人々は互いに助け合いながら生活しています。バリの名物料理
バリ島の名物料理には、豚一頭、様々な部位を使った揚げ物があります。気候の影響もあり、食べ物は揚げ物が中心です。
後半:バリ島との文化交流、日本の保育士が提供できること
後半では、バリ島との文化交流として私たちが提供できることについて話し合いました。愛ちゃんは、「日本の保育士は世界で一番子どものために頑張っている」と語り、その話を元に様々なアイデアが出ました。紙しばい、あやとり、紙ひこうき、ペープサートなど、多くの意見が出されました。
旅行で訪れる観光地は表面的で綺麗なところが多いですが、本当に魅力的なのはローカルの人々の暮らしです。歴史に根ざした風土や、それを支え育んできた人々とのつながりこそがバリ島の魅力なのだということを、しみじみ感じるひとときでした。
バリ3Daysは、8月17日発 現地滞在 18・19・20日、21日で日本に帰ってくる予定です。
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参加者の感想を一部ご紹介します
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