言葉でなく心やエネルギーを聴く【コーチングオンライン実践コース】2022年3月スタートZOOM2レポート

コーチングオンライン実践、第2回目を開催いたしました。

一回目を終えてから1ヶ月。
連続講座の良さは、その間に実践することができること。

「チャレンジしてみてどうでしたか?」という振り返りからは、

  • 以前よりも話が広がって行った
  • 安心感があった
  • 身近な園長先生の関わりが、コーチングになっていた!
    さすが園長先生!
  • 確信を引き出したい…!?
    相手が今望んでいないときには、受止めることも大切かもしれない
  • 4月当初の激しさの中から・・・さまざまな気付きがあった
  • 相談に乗ってあげるモードに!?

~など、さまざまな声もあり、中には、

  • コーチがクライアントのお話を解釈して話を展開している?
  • コーチが自分の聞きたいように聴いている?
  • クライアントがコーチに付き合ってくれている…?

と、課題もちらほら見えてくる中で、次第にコーチングモードへのスイッチが入っていきました。

今回のテーマは「聴き方」ということで、言葉の表面ではなくその奥にある思いや願い・可能性に耳を傾けていくパワフルさを。

クライアント役をアシスタントの花菜子先生にしていただき、コーチ役が松原でのデモセッションで体感していただきました。

分かりやすく3つに分けての1つ目は、
話を聞きながら自分の解釈や判断など〈自分に意識が向いている〉状態。
「聴いてませんよね」「寂しそうでした」「会話が何周もしていました」
…と、松原の素の感じの悪さに、思わず笑いがこぼれるみなさん。
とはいえ、日常ではみんなわりとやってしまっているのでは…!?
痛い反省でドキドキする一幕も。

2つ目は、相手の心の奥に耳を傾ける聴き方。
言葉では「楽しかった」といいながらもものすごくつまらなそうにしていたり、
本当はやってみたいのに「別にいいです」と言ってしまったり…私たちの心と言葉は裏腹ですね。
そんな本当の思いにコーチングのアプローチで耳を傾けていくと
「同じ方向を向いている感じがしました」
「急に一体感が生まれました」「話が深まっていった」
…と、一同まなざしが真剣になり これまでのコーチングの場面を思い出していたようです。

3つ目はその人を中心に、宇宙全体と対話をするような開いた聴き方を。
「広がる感じがしました」「大きなテーマが見えてきました」
「言葉にしていないイメージが私にも湧いてきた」
「本当に大事なことが出てきた」と、興奮気味なみなさん。

~聴く意識のちがいによって大きく変化する展開を、それぞれに 『コーチ』『クライアント』『オブザーバー』として体験していただきました。
「いままで、こんなことを意識したことはありませんでした。」
「いかに、表面的な会話をしてきたか…」
~などなど、感慨深い感想が聴かれました。

聴き方・かかわり方が変ると、周囲との関係性が変化します。
また次回まで、周囲の方に場面に応じて聴き方チャレンジを通して体感を深めていただき、気付きを持ち帰っていただくのを楽しみにしております。

コーチングオンライン実践の詳細はこちらから

新延先生よりまとめ

コーチングオンライン実践2回目は、前回からの気づきをシェアする中で、可能性に耳を傾ける、エネルギーとの対話をするといった新しいワードが出現し、参加者の皆さんが「ほぉ…。」と新しい感覚や新しい気付きが生まれ、世界が広がっていくような感覚でスタートしました。1ヶ月間の気付きを元にしたコーチングでは、勝手に解釈を入れてしまう、反映のタイミングが難しい…などありましたが、トライアンドエラーで進んでいき、練習あるのみ!そして、反省点だけでなく、よかった点にも目を向けることで、気付きのシェアがどんどん広がっていきました。

そして、今回は、『傾聴』の仕方についてのお話。
1つ目の「自分に意識を向ける」では、日常生活でよくある場面に、分かる!いつもの自分の会話だと身に覚えがある感覚がある様子でした。2つ目の「心の声に耳を傾ける」、3つ目の「全体に開いて聴く」では、実際にデモセッションを見ることで、全然話の質が全く違うことに気付いていく受講者の皆さん。「本当に聴こうとする心がもてたら、コミュニケーションの質がぐっと上がる」という言葉に、自分の世界にどんどん可能性が広がるような思いをもち、早速、練習に。全体に意識を向けて聞いてもらうと「包まれている感じ」、「言葉にしなくてもわかっている」、「深いところで繋がっている」など沢山の受講者さんの素敵な気付きが出てきていました。

最後には、感覚というものがあるのかな…受け取れるかな…と不安になる気持ちもその場全体で包み込み、受け取っている自分に気付くことからスタートしよう!と新たな決意や切り口を持ち帰っていました。受け取ることを許可した受講者さんの周りの世界が、これからどう変化していくのか、私自身も楽しみにしています。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
手振りをつけながらコーチのトレーニングをすると、クライアント側の表情や話の内容に変化がはっきり出るのがわかりました。日曜日の朝の倦怠感を吹き飛ばして、やる気が出てくるような動機付けの機会になりました。


ご感想②
コーチングの中で相手の聴くにはたくさんのスキルが必要なんだなと改めて難しさを感じました。つい、相手の内容にのめり込んで聞いてしまったり、今何が相手の中で起きているのか別の自分になって見ていくことの難しさを感じました。セッションの中で、具体的に3種類の「聴く」を行いましたが、違いを知ることができ、 雰囲気が変わると本音が言えたり、大事なことは話の奥にあることやそれを自分の解釈で聞かないこと等、これから自分でいろいろやっていく中でしっかり習得しようと思います。


ご感想③
一緒に走っている感覚を掴みたい。まだ後ろを追いかけているので、練習練習ですね。スイッチ入れて現場でやってみます。エネルギーが高いところを反映させる。そこをキャッチする力をつけたいです。

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