心が動くインストラクション【園内ファシリテーター育成講座】第5期ZOOM5 ご報告
園内ファシリテーター育成講座5期のZOOM5を行いました。
今回のテーマは、「心が動くインストラクション」
「伝えたい」「どうして伝わらないの・・・?」
そんなモヤモヤを感じること、あるのではないでしょうか。
こちらは一生懸命やっていても、
- 相手にとっては聞き取りづらい…。
→相手のために聞き取りやすい「発音」心がけていますか?
マスク越しだと、声が停まってしまうことがあります。
相手が受け取りやすくなるために、意図的に「伝える」工夫をしましょう! - お話ししてくれているのは有り難いけれども、機関銃のように話されて、なかなかイメージが追いつかない…。
→話し手の頭の中にはイメージがまとまっていますが、聞き手には、タイムラグがあります。
聞く→受け取る→想像する(え、こういうこと?)→理解する
もしもこのプロセスを踏まえて意識的にゆっくりとジェスチャーをつけて、視覚でもイメージが湧きやすいように配慮があったら?
…これらを踏まえて、実践が大好きなメンバーたち。
「やってみよう!」とオンラインの距離を超えた心が届くコミュニケーションの模索を、様座な角度から実践する中で、お互いの学びが深まるひとときとなりました。
放課後タイム(自由参加)には、天然ツッコミ炸裂、松原のモノマネも飛び出す愉快な面々なのでした。
じゅんちゃんの振り返り
宿題に取り組んでみての感想をシェアした後、前回難しさを抱えた状態で終わった「インストラクション」を、もう一度考えていくことになりました。松原先生より、再度説明してもらったことで理解が深まり、ブレイクアウトルームに分かれ、理想の状態に向けてのインストラクションにチャレンジしました。
伝える側は相手に意図が伝わるよう、ジェスチャーを付けていた方もいました。聞く側も相手の話の内容をどれくらい頭の中で思い浮かべることができたか、またこんな風に話をしてもらった方が響いたかもと、それぞれが感じたことを後で振り返りができるよう聞いていきました。
「こうするとさらによかったです」と温かいフィードバックをいただいて、それぞれが感触を掴めていったように思います。
今回は『発音 ~相手が聞き取りやすい声で~』と『ジェスチャー(身振り手振り)』について学びました。
発音について学ぶ中で一音一音言葉を置くように話したり、言葉にイメージを載せて話すことで、聞き取りやすくなることに気がつきました。
ゆっくり大きな口を開けてスムーズに発音ができることを目指しているので、言葉が詰まりやすい私でも取り組みやすさを感じました。
ここでふと思ったことは、今はコロナ禍でマスク着用は必須ですが、マスクをしているとどうしても口の開きが小さくなり、声も届きにくくなりがちというのを自分自身体験してきました。だからこそ、この学びを園で、またはプライベートで練習し活かしていくことが大事であること。マスクをしていても、発音を意識していきたいと思います。
ジェスチャーについては、恥ずかしい表情をされながらも相手がイメージを描きやすくなるよう、仕草や表情も工夫されており、この表現の仕方はわかりやすかった等、私自身楽しく学ばせてもらいました。
今まで緊張感の強かった皆さん。距離がぐんと近くなったのが、講座終了後の放課後タイムでした。
皆さんお一人お一人の持ち味と言いますか、本来持っている力をこの場で出していいのかという躊躇いがあったようです。
「実は…」と打ち明けてくださり、楽しさを持ち合わせていたことで笑いが起こったのですが、同時にこの場が、メンバーを心から信じ温かく包み込もうとする場へと変わったのです。皆さん、素敵なとてもいい表情をされていました。
温かさと楽しさを兼ね備えた場を大事にしていきながら、これからも皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
関連リンク
相手の心が動くインストラクション【園内ファシリテーター育成講座】第5期ZOOM4 ご報告
じつは、見えていなかった…?【園内ファシリテーター育成講座】ZOOM3 ご報告
園内の温度差に耳を傾けることから始めよう【園内ファシリテーター育成講座】第5期ZOOM2 ご報告