1/30(日)『保育園の子どものケアや手当の最新を学ぼう』 講師:高塚雅子先生 ご報告

保育コミュニケーション協会にて看護師であり、企業内保育室にて施設長をしている認定ファシリテーター講師育成講座4期生『高塚雅子講師』による「保育園の子どものケアや手当の最新を学ぼう」、2回目の講座を開催しました。

高塚雅子先生の振り返り

1月30日(日)2回目のセミナーを終えました。
当日は1回目よりも多くの受講生に参加していただけて、驚きとともに非常に気の引き締まる気持ちになりました。参加者の中には、看護職の方も参加されており、看護職の立ち位置からの意見もぜひ聞いてみたい!と、セミナーの開催が楽しみでした。

当日はアシスタントの和田先生の落ち着いた安心感のある案内から始まったので、スタートから穏やかな雰囲気で、私も緊張感なくスタートできました。受講者同士が意見を伝え合う場を作りたいと思い、今回は挨拶も兼ねて冒頭に「このセミナーで聞いてみたいことや気になっていること」を受講者にブレイクアウトルームで話してもらいました。

最初のブレイクアウトルームが終わったころには皆さんの最初の緊張がほぐれ、気になっていることをアウトプットすることで、講座へ興味が深くなるような感じを受けました。

セミナーの内容は、嘔吐処理とアレルギーの経皮感作について。
ブレイクアウトルームでは、お互いの園での嘔吐処理方法を話しあったり、噛みつきが起こったときの手当や、子どもや保護者対応をどう行っているかを話あってもらいました。嘔吐処理では便利な物品などの情報も得ることができたようです。終わりに近づくにつれて質問も多く出てきて、受講生の皆さんの保健に対する意識の高さと対応方法をしっかりされていることにとても感動しました。

最後は受講生の方々から感想を伺う時間がなくなってしまいましたが、15分延長して感想をアウトプットしてもらい、皆さんの充実した思いを聞かせていただきました。感想や質問を聞かせていただきながら、保健のセミナーをやってよかったとしみじみ思いながらも、次の講座へのヒントも浮かんできました。

また、看護職の立場から参加された2名の方からの感想をうかがうことができたのも、今回のセミナーで私自身の学びにもなりました。
保健のセミナーを開催するごとに、参加された方々の保育に対して真摯に向き合って、向上していこうという姿勢や情熱を感じることができました。

セミナーの開催は、受講生の皆さんと一緒になって作り上げていくものだということに気づけたことが大きな収穫でした。次回も学びを深めて、様々なことに気づきを得られる充実感あふれるセミナー作りを目指していこうと思います。

アシスタント和田先生の振り返り

前回に引き続き、参加者のかたの保健についての関心の高さを感じる2時間。
保育園における保健は、子どもを守るもの。保健の情報について、知りたい。
その気持ちがあふれている参加者のみなさんがとても真剣で、一つ一つの情報を頷きながらメモをとっておられました。
ブレイクアウトルームでは、日頃の疑問や知りたいこと、情報交換でとても盛り上がっていました。
怪我や嘔吐など、乳幼児期ならではの対応をするために、正しい情報を知ること。知ったうえで、どのような対応を園で行っていくのか考えていきたいですね。
そのような講師の言葉に、自園にどのように持ち帰ろうかを考えておられた参加者のみなさんの表情が印象的でした。
園内での先生同士の保健情報の共有の方法や、保護者への伝え方の質問もありました。
子どもたちの健康を守るために、園の先生や保護者と一緒に考えていきたいなと感じる時間でした。
次回の開催も、とても楽しみです。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①

講師の先生のお話を一方的に聞くかたちの研修と思い込んでいたので、すっぴん無防備なスタイルで参加してしまい、少し焦りました。が、参加者の皆さんの顔をみながら意見を出しながらだったことが、むしろ良かったと思いました。明日職場ですぐに同僚に話して共有したい!と思えるような内容でした。


ご感想②

普段の手当、ケアの確認と共に最新の情報を学ぶことが出来ました。グループでの他園の様子の共有もでき参考になりました。改めて、看護師さんの業務範囲の広さ、ワンオペでの仕事のモチベーションンの持ち方の難しさを感じました。自園の看護士さんへの感謝を伝えたいと思いました。 また、保育士と看護師との目線の違いで退職をしていった看護師さんのことを思い出し、その方へのケアが足りず嫌な思いさせてしまったことを思い出し主任としての役割をも考えさせられました。


ご感想③

グループディスカッションがあり、他の園での対応方法が聞くことができてとても勉強になりました。嘔吐処理の方法、最低を想定した対応が取れるよう日頃の準備、意識することの大切さを知ることができ、明日から対応していきたいと感じました。 また園ごとに様々な対応方法がありとても学びになりました。

 

関連リンク

保育園の子どものケアや手当の最新を学ぼう 開催御礼!ご報告

子どものケアや手当の最新情報って?やり方を知りたい!

認定ファシリテーター講師育成講座を終えて~高塚雅子さん

 

 

コメントを残す