講師ブラッシュアップ研究会 開催レポート 〜寄り添う力を、あらためて見つめる時間〜
先日、保育コミュニケーション協会では「講師ブラッシュアップ研究会」を開催しました。
「今後自分がどのように保育の世界とかかわっていくか考えているなかで、とても参考になりました」
「皆さんのお話を聞くことで、気づきがたくさんありました」
参加された方々から寄せられたそんな言葉とともに、これからへの可能性が豊かに広がるひとときとなりました。

寄り添う力を、あらためて見つめる時間
当日は、以下のような流れでじっくりと対話を深めていきました。
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自己紹介タイム
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松原より最近の研修での気づきシェア
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近況共有(ブレイクアウトルーム)
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講師として、私たちがお役に立てることとは?
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質疑応答・提案・明日への一歩
会場には、すでに講師として活動している方、これからの可能性を探っている方など、それぞれの立場は違っていても、「よりよい保育へ向けて、自分に何ができるだろうか」という熱い思いを持った方々が集いました。お互いの近況を分かち合いながら響き合い、新たなチャレンジへと向かう時間となりました。
現場の声が重なり、力に変わる
研究会の冒頭では、松原より最近の動向が共有されました。 今、現場でリクエストの多い「世代間ギャップを埋める」というテーマや、最近増えてきている「情報共有型」の研修スタイル、そして保育コミュニケーション協会認定講師たちの素晴らしい活躍について。
それらを聞きながら、それぞれの近況を分かち合う場には熱い灯がともりました。 一人の声では届かなかったかもしれない思いが、重なり合うことで現場へとつながっていく。そんな大切なプロセスを、あらためて全員で共有する時間となりました。
「伝えたいこと」よりも「相手の悩み」
今回の研究会で中心となったのは、「自分が伝えたいこと」よりも「相手が今、何に悩んでいるのか」という視点です。
それぞれがお役に立ちたい人を具体的に思い浮かべ、その方たちの悩みや困りごとを「相手目線」で掘り下げていくなかで、切実な声が上がってきました。
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新人保育者が春先に感じやすい不安
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現場で抱えがちな自己肯定感の揺らぎ
講師として、ただ正論を伝えることが大切なのではありません。 その葛藤にどれだけ寄り添い、代弁することができるか。それがあって初めて「私の気持ちをわかってくれている」と目線が合い、その先の変容へと一緒に歩んでくれる準備が整うのです。
……とはいえ、つい「自分の言いたいこと」を言ってしまいたくなる! 発信や投稿などでも「気が付くとそうなっている自分がいる」というもどかしさも率直に語られました。変化は良いことであっても、常に不安が付きまとうものです。一歩踏み出す勇気を支えるためにも、相手の目線に耳を傾けることの重要性を、一同あらためて感じ入る機会となりました。
明日への小さな一歩を言葉にする
後半では、参加者それぞれが自分の立場やフィールドに照らし合わせながら、これからの一歩を言葉にしました。
「現場がある、って有難いことなんですね」という気づきとともに、次のような具体的な行動が挙げられました。
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現場や養成校の声を、丁寧に聴きに行くこと
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日々の中で出会う葛藤を、メモとして残していくこと
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人と人、現場と学びをつなぐ役割を意識すること
どれも小さな一歩ですが、積み重ねることで講師としての土台になっていく行動です。 自分を高め続けることは、巡り巡って保育者の安心や子どもたちの笑顔につながっていきます。今回の研究会は、その原点を思い出す時間にもなりました。
次回に向けての合言葉は、「現場の声(葛藤)を持ち帰ろう」。 そう心に決めることで、明日からの日常の見え方や捉え方が変わってくるはずです。
またこの場で、それぞれの気づきを分かち合えることを楽しみにしています。
🍀 講師ブラッシュアップ研究会 今後の開催予定
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2026年4月19日(日) オンライン研究会
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2026年8月9日(日) 夏の合宿(焼津/前夜祭あり)
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2026年12月27日(日) オンライン研究会
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