テストへ向けての構成と準備【認定ファシリテーター講師育成講座 ZOOM12】開催レポート

こんなことありませんか。
いざ話をしようと思って人前に立ったものの、頭が真っ白になり何を言っていいのかわからなくなった…。

私もあります。
実はチャンスをいただいた第1回目、保護者の前での300人の前での講演会はまさにこの状態でした。
穴があったら入りたい。
けれども、穴は無いので入れない。
やるしかない。
チャンスをくださった方のお気持ちに答えられるように、逃げずにその場に立ち続けるのが精一杯でした。

~そんな経験を経て…。
うちの認定講師には、安全なチャレンジをからの学びを十分に体感してもらいたい、ということから、このテストという制度をつくりました。
今回の認定ファシリテーター講師育成講座、最終回となる第12講を終了いたしました。

これまでの歩みを振り返り、最後の3回では実際に自分たちで研修を作っていく視点にて構成を考えていただきました。

対象者・ニーズ・大まかな構成を考え、今回はまずタイトルの設定から。
自分が言いたいことではなく、相手が興味や関心を感じる心のフックになるようなタイトルをどう設定していくのか。
実際の構成をどう組んでいくのか。
受講者が気になっていることが、研修を終えるときにどのような状態になっていると良いのかを、段階を想定しながら組んでいきます。

そしてそれをテストでは、自分が講師役、自分以外のメンバーは「参加者役」としてそれぞれの役を振ってもらい、役になりきって実際の講座を受講し、その感想をフィードバックするという時間を設けていきます。

実際の研修では、受講者にはいろいろな人がいます。
乗り気な人もいれば上司から参加するよう言われて来た人もいます。
そういった一期一会のご縁が集まるこの場において、それぞれの人の心のニーズをどう捉え、どのように変化や気づきを引き出していくのか?
実際にそれを参加者役として感じてもらい、講師にフィードバックしてもらうことによって、それぞれが講師体験からの学び、受講者体験からの気づきを自分の研修の構築につなげていくことができるのです。

そして…レジュメの作成という大事な任務が待っています。
いつも、何気なく受け取って目にしているレジュメの存在。
受け手としては馴染み深いものではありますが、実際に自分が作るとなるとまたお話は別となります。
「何を書き入れたらいいの?」
「項目はどう作るの?」
~手探りなことだらけかもしれません。
作ってみて見えることがあると思いますので、手探りではありますが、まずはやってみたこと自体が経験であり、力になります。

そして実際に構成を作ったら、それを1度シナリオに書き出すというプロセスが、とても力になります。

1回目のテストを終えてから、2回目にリベンジというものが設定されています。
ここでは1回目のテストでの学びや気づきをどう活かしていくのか?
悔しさと伸びしろを体現する皆さんの姿が楽しみです。

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