保育の人間関係を良くするポイント~より良い保育のために

こんにちは、保育コミュニケーション協会 松原です。
保育士の離職理由NO.1は、じつはお給料ではなく
職場の人間関係によるところが大きいのではないでしょうか。

素敵な保育実践をされている園には、
保育者間のコミュニケーションに配慮がされていることも共通点として見受けられます。

「女の世界」—保育者は同僚には厳しい?

保育者は子どもや保護者に心を配り日々笑顔で過ごす一方で
それゆえの反動もあってか
同僚に対しては内弁慶になってしまう一面・
大人には求める基準が厳しい・・・というケースもあるように感じます。

また、保育は子どもの気持ちに寄り添う感情労働である分、
自分自身の感情のコントロールができないと
逆に相手に感情的な刃を向けて傷つけてしまう側面もあります。
私自身、至らなさもあったと思いますが
最初に勤めた園では陰口・批判・八つ当たり・振休も呼び出されてのお説教…と
本当につらかった日々を覚えております。

コミュニケーションの原始人!?

当時は嫌で嫌で仕方がなかったのですが・・・

その後、転職を経て「人が気持ちよく働ける職場とは?」と模索をする中で
コーチング・心理学・NLP・SFA・システム思考など
コミュニケーションの工夫を学ぶ中で
「私たちは、子どもに関する学びはしても、大人同士のコミュニケーションについては学んできていない」
~という衝撃的な事実に気が付きました。

私たちは、コミュニケーションを扱う仕事をしていながら、
コミュニケーションの奥深さを学ぶ機会を得られていない・・・
コミュニケーションの原始人ともいえるのではないでしょうか。

ただ一緒にいるだけでは、不用意に刀を振りかざし、
傷つけあってしまうこともあります。

共通点は保育、けれども多様性の中にいる

「保育」というキーワードで同じ園に集まり、一緒に過ごしていますが、
私たちは価値観も育ってきた背景もさまざまです。

たとえ同じ言葉を使っていても、
その言葉に込める意味やニュアンスは体験値によって異なります。

たとえば、他園で経験のある先生が新園に転職をしたとして、
その園の文化を学び、実践できるまでには時間がかかるもの。

また、新人・中堅・リーダー・管理職…
立場によって保育現場で起こっている出来事の捉え方も異なるため
思いの行き違いや、感情的な傷など 人間関係に関する悩みには事欠きません。

ですが、逆にそのことを踏まえて微調整をすることが、
お互いにとって居心地の良い関係性・
園づくりにもつながるのではないでしょうか。

人間関係をより良くするヒントは、俯瞰にあり

日々、同じ関係性の中で保育をしていると行き詰ってしまいがちですが
あえて、いつもとは違う関係性の中に身を置いてみる。

「自分が悪いのではないか」「上手く行かない」「嫌われているのではないか」
といった自分目線の捉え方になると辛くなりますが、
あえて上空から現場を見下ろす鳥の目を持つことで、
俯瞰した視点から
園で起こっていることや人間関係のシステムを見ることができると
「園自体の関係性の課題」が見えて気持ちも楽になり、
工夫のしどころが分かるかもしれません。

今回、保育コミュニケーション協会では
未曾有の気を張る状況の中でより気になる人間関係が
少しでも楽になり、気を許せる笑顔の時間が増える工夫について
ご自身の職場に思いを馳せて工夫を考えるきっかけとなるよう
ワークを交えた2時間の講座を開催することにしました。

当日は、
1.園内の人間関係とは
2.園内の空気感を客観的に捉える
3.人間関係を円滑にする 4つのポイント
4.明日への一歩 

~といった流れで園内の人間関係や空気感をシステムで捉えて改善ポイントを見出し、
4つのポイントで具体的なアプローチを考えていきましょう。

■日 に ち:2020年6月7日
■時  間:15:30~17:30
■参加方法:オンラインツールZOOM
■料  金:一般 4,000円
      会員 3,500円
【保育コミュニケーション協会 会員登録はこちら!】
■お申込みはこちらから お支払いはこちらから

 

<ファシリテーター講師:松原 美里>

認定こども園エクレス 保育園 前施設長・UmehanaRelations/保育コミュニケーション協会 代表。 横浜女子短大 保育科にて保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。 保育園・児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングを学ぶ。 米国認定コーアクティブコーチ資格取得。 All About「育児の基礎知識」元ガイド。 認定こども園 エクレス(保育園)施設長時代、こども園への転換時の混乱・職員の離職・育成・働きやすい職場作りの課題に直面する中で、さまざまな学びが道を切り開く助けになった体験からコミュニケーションと学びの手法を活用して、参加者それぞれの中にある答えを引き出す研修を行う。 現在は各地の保育士キャリアアップ研修(マネジメント)を担当しながら、保育コミュニケーション協会代表としてファシリテーター育成の傍らで自己主催研修・コーチング研修・子育て支援研修・監修等を行っている。

松原美里の詳細についてはコチラ

 

 

<過去開催時の参加者の感想を一部ご紹介します>

・不満の言葉そのものに気を向けるのではなく、
その裏にある心を知ることが大切で、
それを相手に伝える事も大切なんですね。

・園の様子を図に描くことで、明確化できてよかった。
客観的にものごとを見られるように意識したいと思います。

・自分の感情に気づく、
不快に思っていることを認識してまるを出し、流すというのが
相手に対してばかり目がいってしまいがちだったので、「なるほど」と思いました。

・「保育は感情労働」の所が印象的でした。
あまり自分の気持ちを考えたことがなく、
周囲の顔色ばかり伺っていたので、もう少し快・不快を感じていきたいです。

・新人、中堅、ベテランとそれぞれの立場が抱える悩み、
視点について知ることができ良かった。

・価値観は違うものだという事が分かり、
考え方を変えることで良くなりそうなので頑張りたいです。

・ロープレをしながら理解を深めていく方法は、毎回勉強になります。

・自分の前提と相手の前提は違いということ。

・不満を上手くリクエストにつなげていきたいです。

・人に話を聞いてもらえるのは快だということ。
不平不満もリクエストに変えていきたいです。

・相手の意見を言いやすい雰囲気を作り、傾聴したいと思います。

・うまの合わなさそうな人にも関心を持ち、声を掛け合いたいと思います。

・人を信じて自分から関わりを持つようにしていきたいです。

・相手の価値観を聴き、相手の願いや思いを知ることから始めたいと思います。

・怖がらずに声をかけ、少しずつ信頼感を築きたいなぁと思いました。

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人間関係の悩みにハマると、

自分の目線から見たことが頭から離れなくなりますが---

人は関係性の「システム」の中におり、

視点を変えることで

いろいろと糸口が見えてくることもあります。

あなたの職場を良くする答えは、

じつはあなたが一番良く、知っているのかもしれません。

さまざまなアプローチを活用して、

素敵な保育というお仕事を長く続けていけるよう

幸せな職場を築いていっていただきたいと願っております星