どんな取り組みしてる?『リリー相談会』12月 ご報告

本日は、保育コミュニケーション協会オンラインサロン、リーダー&管理職のリリー相談会でした。

今月は、リリーさん用にUPした動画が
「保育士が働きやすい環境づくり。
 離職率を下げ、定着率を上げる長期的採用戦略
 前編:今から始められる現場の取り組み」
だったことと、みなさん、来年度の職員動向~継続する?退職する?の進退が見えてきた時期ということもあり…。

どんな取り組みしてる?
採用の時、どんな試験をしている?
どこを見てる?基準は?
~といったお話から…小部屋で2ラウンド。

幼稚園のいいところ・保育園のいいところ・公立の闇・入職前の座談会が職員も育つ場になっている…
など。

自分が採用される側だった時に思いを馳せ。。。
「とんでもない若者だった!」と大爆笑する一幕も。

ご縁あって一緒に働くことになった仲間の持っているものを引き出し、生かすサポートをしながら仕事を続けていけるよう、愛ある職場づくりをしていきたいよね、とホッコリする一同なのでした。

じゅんちゃんのまとめ

リリー会員限定動画である
「保育士が働きやすい職場環境づくり ~離職率を下げ、定着率を上げる長期的採用戦略~」
は当日配信された為、見ている方が少なかったのですが、気になることや皆さんに聞きたい内容が「離職」や「採用」等テーマに沿ったものでした。

ブレイクアウトルームに分かれて、それぞれの思いを出し合う中で、現状今はこんな感じだけれど、実は本当はこんな風になって欲しいと、理想の状態を頭に思い浮かべながら話をされていた方が多かったように思います。
その一方で、理想と現実のギャップ、コロナ禍の為、今までとは違った採用の仕方(ZOOMで面接)に思い悩む方。若い人が園に定着せず、退職代行会社を使って退職する方も出てきて、若手の育成に苦慮している等、理想の状態が思い描きにくく、苦悶の日々を過ごされている、そんな様子も見られました。

皆さんの話を聞きながら、私自身学生時代就職活動をし、新人保育士として働き始めた頃のことを思い出しました。
私も実習の経験はあったものの、ほぼ未経験の状態で勤務することに強い不安感がありました。また、人とのコミュニケーションが全く取れず、思い悩む日々も続いておりました。

ですが年数を重ね、できるようになったことが少しずつですが増えていくにつれて、自分と同様のことを若手や新人保育士に求めていた自分がいました。

現在は中途採用の方も増えてきています。その方達にも私は、やはり同じような思いを抱いていました。
私がこんな風に思っていては、働きやすい職場とは言えない。そんなことに今更ながら気がつきました。
一人一人価値観が違うように、保育感も違います。まずはそれをしっかり受け止め、認めながらコミュニケーションを取っていく。基本的なことではありますが大事な事であり、それが働きやすい職場作りへと繋がっていくことに皆さんの話をお聞きしながら感じました。

今回の定例会に参加し、私自身一人一人の思いを大事にしながら、ゆくゆくは助け合える関係性が築けるよう、日々のコミュニケーションをまずは大切にしていきたいと思います。

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①

リラックスして参加できました。 採用面接官を行うことが多く、最近は採用に対して迷いも生じていたので、糸口はあるかなと思いながら参加しました。 面接のやり方や内容、悩みが似かよっていたので、みんな同じなんだなと思った反面、まだモヤモヤは残っていますが、他者の意見に左右されることなく、自分としての考えを伝える努力はしようと思いました。 また、離職者ゼロの園の工夫をもっと伺いたかったなと思いました。


ご感想②

参加させて頂きありがとうございました! 公立の保育園、民間の保育園、私学幼稚園、様々な職員の採用情報や、園内での取り組みを知ることが出来て、より自園での良さを活かした取り組み、システムを考えたいと思いました。 先輩方の在り方が、素敵で人生の学びにもなります。参加させていただいていることに感謝です。


ご感想③

テーマを聞いた時は、権利の主張ばかりが強く責任を全うせずに辞めた退職職員の気持ちを理解不能!とだけ思っていましたが、晴代先生の言葉にあった、働きやすさと働き甲斐はバランスが大切!を聞いて、色んなモヤモヤに光が差し込んだ気がしました。
自分はまだまだ闇の中から抜け出てませんが、その闇を抜けられた先生から、その先にもまたいろいろな新しい課題が出てくる、というお話があり、どう切り抜けられるのか、と私は答えを求めてしまいがちです。でも正解があるわけではなく、そこから対話を重ねることを大切にされているとのこと、それぞれに抱えられている問題に対しても色々なアプローチをされている、というお話の中に子どもたちや、園への愛が感じられ、心温まる思いがして、印象に残りました。

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