ちがいから生まれる個性の尊重【リリー相談会】2024年6月レポート

対話を通して明日への一歩を見つける

多様性の尊重、権利の尊重、育成、成長といったテーマについて、それぞれが感じているモヤモヤを持ち寄り、対話を通じて深めていきました。このプロセスを通して、自分なりの「明日への一歩」を見つけ、明日へと踏み出すための貴重な時間となりました。

保育コミニケーション協会、6月のオンラインサロンリリー相談会を終了いたしました。

前半では、松原が以下のテーマを切り口に、分かち合いました。

  • 子どもの人権研修を通じて感じた「人間を扱う」ということ
  • 男性保育士研修を通じて学ばせていただいたこと
  • 様々な声をテーブルに上げ、お互いの声に耳を傾けることの大切さ

このプロセスでは、答えを出すことが目的ではなく、まずはそれぞれの思いをテーブルに上げて尊重し合うことが重要です。多様性尊重の手前に、「もともとある違いを受け入れる」ことの大切さや、頭で理解していることと現実との間で感じる葛藤についても話し合いました。

ひとりひとりが自分の現場と照らし合わせながら、相手の話に耳を傾けることで、お互いに気づきが深まり、身近な一歩を見つけていく時間となりました。

後半では、今月のプレゼンターより次のテーマで問題提起をいただきました。
「自分のことで精一杯になってしまい、他の方まで気が回らない職員の意識をどう支えていくか?」

私たちが期待する姿に比べて、成長途中の職員の一歩はもっと手前にあります。自分の歩んできた紆余曲折の道のりから得たギフトを、相手に早急に求めてしまうところがあるかもしれません。

相手の成長を願う中で、もどかしさや自分目線の期待を手放すことで、実は私たち自身も成長しています。この視点を踏まえて、次にどんなチャレンジができるでしょうか?対話を通じて得たそれぞれの気づきを、ワクワクしながら明日の現場に持ち帰る貴重な時間となりました。

保育コミュニケーション、オンラインサロンリリーでは、前半は、松原からの気付きのシェアを。
後半では、毎月一名のプレゼンターより気になっている話題や、意見をいただきたいテーマについて5分~10分ほど共有いただきます。そしてそれらを切り口に、ブレイクアウトルームで話したことを対話を通じてフィードバックいただく流れになっております。

ピンと来た方、お声掛け下さいね。
仲間になりましょう。

▼管理職・リーダーが対話から気付きを持ち帰る場:
 リリーについての詳細・お申し込みは、こちらから

▼他園の様子から刺激をもらい、チームで自園の未来に取り組む
 法人単位でのご参加もお待ちしております。

▼オンラインサロンの雰囲気を知っていただく機会:クローバーカフェはこちらから
 https://hoiku-communication.com/nyuukaiannai/info_clovercafe/

参加者の感想を一部ご紹介します

男性保育士の問題や、不適切保育の問題、また中堅の先生の育成の話題など、自分にとってもタイムリーな話題だったため、話しやすく、また皆さんの色々な意見を伺うことができて、そんな考え方もあるんだなと思うことができました。
育成という言葉に疑問を持っているという、松原先生の言葉が印象に残りました。 育成ではなく成長、というのを自園でも共有していきたいです。

 

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