保育園看護師の気持ち 子どもを真ん中にした、専門性を生かし合うチームのために【ローズ定例会】2022年6月開催レポート

保育コミュニケーション協会オンラインサロン、メンバー一人一人が担当となり持ち味を発揮する ローズ定例会。
6月は、看護師であり施設長をされているまさちゃんから、【保育園看護師の気持ち】についてお話しいただきました。

保育園に看護師さん、いると助かりますよね…。
とはいえ、なかなかいらっしゃらない状況もある中で、いらっしゃる園ではどんなことをされているのか?
衛生意識の低さに無力感を感じ、良かれと思って提案したことに対する抵抗から、孤独感を感じて葛藤する時期があった―――というお話にZOOM越しに一同、切ない気持ちになりました。
それでも、勇気を出してコミュニケーションをとり続けるうちに信頼を通して、耳を傾けてもらうことができるようになったとのこと。

今回は看護師という専門職の立場からのシェアでしたが、やっぱり大切なのはそれぞれを尊重し合うチームワークであり専門性を生かした役割で、園に貢献できるということ。
保育者の立ち位置からはふだんなかなか見ることができない正直な内側を見せていただく機会となりました。

これは、終了後の振り返りタイムで聞かせていただいてその後調べたことなのですが、近年特別なケアを必要とする子ども=【医療的ケア児】の数が増えていることを踏まえて、保育園看護師の補助金は、額が増えているんですね。
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/000824836.pdf

私の時は、「看護師さん雇いたい…とはいえ、補助金ではお給料の全額に当てられないのでなかなかこの金額では人は来てくれませんよね…!」と涙を飲んでいたので、常に情報をアップデートしていくことの重要性を改めて感じたひと時でもありました。

まさちゃん、貴重な機会をありがとうございました!
詳細は、また後日 あさみちゃんからUPしていただく予定です。

保育コミュニケーション協会【オンラインサロン】

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
『考え方が違うのは当然、批判ばかりしていても始まらないないので、どうしたら子どもたちの幸せなことに繋げられるか話し合うことや環境を作っていくことが大事』というお話を受け、保育士と看護師と立場の違う場合はもちろんですが、保育士同士でも当てはまることだと感じました。子どもを真ん中にして、情報共有やすり合わせをしていくことでお互いの意識も変わっていくのではないかと思います。働く一人一人を大事にし、お互いを思い合い認めていくことが必要だと感じました。

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