リーダーならではの、葛藤とやりがい【保育リーダーのための成長し続けるチームを作る育成講座】ZOOM1 2022年5月スタート開催レポート

保育リーダーのための成長し続けるチームを創る育成講座。克哉先生・やすよ先生と一緒に構築するシリーズの第一回目を終了いたしました。

今回は、初回ということで、お申し込み下さったみなさんのリクエストを踏まえて

1.プレイヤーからリーダーへ ~リーダーの孤独
2.リーダーとしてのやりがい・成長
3.どんな組織を作っていきたい?
4.リーダーとしての在り方  

…といった流れで進めていきました。

不安・プレッシャー・孤独・模索…さまざまな悩みを抱えているみなさん。

ですが、不思議と悩みを分かち合うとつきものが取れたようにスッキリした表情になります。
理由は、「どこの園も同じ課題があるんだ…!」ということに気付き、起きている現象を客観的に捉えることが出来るようになるため。
たしかに責任は重大であり、自分でどうにかできること以上に職員の問題などにも頭を悩ませることが続くリーダーという立ち位置ですが、じつは見込まれたお役目だからこその、チーム全体での成長や達成感の分かち合いや、お互いの成長が涙が出るほど嬉しかたり、自分自身もお役目を通して結果的に磨かれていく…というギフトもあります。
そういった希望を頭の片隅に持ちつつ、ではどんな組織を作っていきたいのか…?
というところでみなさんにこれからの園について、思いを馳せてもらいました。

そしてリーダーシップを進めていく上で大切なのが、リーダーとしてのあり方。
仁義礼智信といった五徳の考えを通してそれぞれがご自身の課題に気がつく二時間となりました。
見えてくることもあれば、モヤモヤしていることもある…。そのモヤモヤを、これからを4回のシリーズの中でいっしょに読み解いていきたいと思います。

次回、克哉先生&やすよ先生、よろしくお願いします!

▼詳細は、こちらから
https://hoiku-communication.com/schedule/2022_leader5_info/

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
初めての参加で少し緊張して入りましたが参加してみたらとても楽しかったです。自分の理想を立てそのための、創り出すプロセスは書き出していくことで明確になり、わかりやすく自分の気持ちを客観視することができました。園長6年目になりだいぶプレイヤーからリーダーへの意識は身についてきたと思いましたが、主任と現場の関係がうまくかみ合っていないときはプレイヤーに戻ってしまう自分もいまて、その現実にイライラしてしまうこともありました。どう、組織にアプローチをしていこうかを常に考え、五つの徳を積み上げていきたいと思います。


ご感想②
私の発する言葉の重さや責任を感じました。仁義礼智を高めることで信頼を得られることが印象に残りました。仕事に不安を感じて何からすればいいのやらと思っていましたが、まずはとにかく所長先生や職員に心から寄り添っていくことを大切にしたいと思いました。


ご感想③
今日、「やりがい」という言葉に対して「やりがいの搾取」的な言葉が横行しているため、保育者自身が「やりがい」と「業務」に対して曖昧となり、思い切り力を発揮できにくい状況なのかなとも感じた。しかしシステム思考になることで、労働の条件も保障された状態で思い切り仕事に打ち込める環境が整うのだと改めて感じた。元来は子どもと関わりたいという気持ちで就職された方がほとんどであるため、活気づけば勢いは止まらないので、不安(不満?)な思考をシステム思考として解説すれば法人・職員共にwin/winの関係になると感じた。

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