対話の中から大事にしたいことを見つけ出す【オンラインサロン リリー相談会】2023年8月レポート
『リリー相談会』8月の最初のセッションでは、以下のトピックについてお話ししました。
- リーダーシップの意味:新澤誠司先生の人生から学ぶ、子ども・保護者・共同体のためのリーダーシップの重要性
- 弱さへの理解が強さを育む:心強さの源としての弱さへのアプローチ
- 安心できる環境の構築と内面からの成長を支援することも、リーダーシップの一環である可能性
- 正論だけで子供たちに厳しく接する保育も過去には行われていましたが、その結果「失敗は許されない」という状況が生まれ、負のサイクルに陥っていた点
今月のプレゼンターの問題提起によって、以下のテーマについて共有する貴重な時間もありました。
- おもちゃの提供方法についての考え方
- 保育の在り方への疑問や模索
上記によって、参加者たちは以下のような疑問や気づきを持つこととなりました。
- 正しいやり方とは何か?
- 自分の心の中の不明瞭な感情や思考は何なのか?
- 子どもたちを十分に尊重しているだろうか?
- 保育の実践は本当に「与える」ことだけなのか?
- 子どもと大人が共に「考える」ことの重要性
こうした問いを通じて、子どもたちが自身の「選択」をする力、そして園内での率直な対話が育む関係性の大切さに気付く貴重な時間となりました。
保育コミュニケーション協会オンラインサロンリリーでは、管理職としてのモヤモヤに一緒に耳を傾け、自園を振り返りつつ保育の質の向上に結果的につながる、対話の場を毎月設けています。
ピンと来た方、気軽にお声掛け下さい。
参加者の感想を一部ご紹介します
「園のルール(暗黙の)」が正しいやり方のようになり、違う意見が言いにくい。反論する人は「あの先生この保育園には合わない」「この保育園は私には合わない」となる。大人が決めたルールに子どもをはめ込もうとせず「子どもの気持ち」をわかる脳に切り替えるスイッチを押すことがリーダーの役割である。答えを出すのではなく、様々な意見を発言する、聞くことが出来る関係性が園の雰囲気となり子どもたちへ向けられる笑顔となる。その為の人的環境つくり。「リーダーとしての声掛けはどうだったかな」と振り返えることが出来た。道のりは遠いと感じた。
オンラインサロン新展開の現状と、ご案内
オンラインサロン新展開の現状と、ご案内~ローズ・リリー・カトレア・プレミアム・法人
保育コミュニケーション協会のオンラインサロンは、保育に関する様々な思いや知識を共有するためのプラットフォームです。参加者は全国各地にいる保育に情熱を持った皆さんで構成されており、オンラインの利便性を活かして交流を図ることができます。
- 自分自身の成長や貢献を大切にする方
- 情報や経験を分かち合いたい方
- 助け合いや相手の気持ちを尊重することを重視する方
- そして保育に情熱を持ち、新たなアイデアを生み出したい方
保育に情熱を持つ方々や、自己成長を望む方々が集まる場として、ぜひ当サロンをご活用ください。一緒に工夫し、刺激し合いながら、輝かしい未来へ向けて共に歩んでいきましょう。
ご参加を心よりお待ちしています!
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