ファシリになると、テンパる!?2021年4月スタート【園内ファシリテーター育成講座ZOOM11】ご報告
園内ファシリテーター育成講座のZOOM11🌟
園内のシステムに気づいてアプローチしてみるという宿題を持ち帰った皆さん。
今回は「ちょっと変えてみたらトラブルが減りました!」
「どうして良いかはモヤモヤしますが、見えてきました」
→いろいろ選択肢を試してみましょう♪「園で実際にファシリのお役目をすることになりました!」
…など、変化と気付きが感じられるワクワクのスタートとなりました。
その後はファシリテーターの心得を踏まえて、4人一組でロールプレイ的にファシリ体験をしてみました。
テーマは「Withコロナの保育をどうしていくか?」
Aさん:ファシリテーター
Bさん:不安の強い人version、ポジティブな人Version
Cさん:堅実にこれまでのやり方を変えずに行きたい人
Dさん:決めてくれたら、どちらでもいい人
ということで、オブザーバーメンバーからは見えるさまざまなサインが、当事者になると…
「テンパった!!」「見えなくなった!」という声も。
残り2回となり、最初は「えっ、参加するだけじゃないの?」「私がやるの?」と戸惑いを感じていたであろう皆さんも「痛いけど、ファシリやりたかった!」と変化してきております。
やってみて実践し、悔しさを現場へ持ち帰る。
じゅんちゃんの振り返り
前回の宿題の振り返り
- 日常のシステム
- 気がついたこと(絵に描いてみて…など)
を小部屋に分かれてシェアすることから始まりました。
回を重ねてきたことで、話の内容ではなくご自身が感じたことを自然と話せるようになってきました。
お一人お一人、心の響いたキーワードは違うかと思いますが、新たな視点・視野が広がった時間となりました。
今回は、
- 気づきの場を支える園内ファシリテーターの心がけ
- 振り返り~気づきと頭を整理する(リレーファシリテーションを実践として行う)
について学びました。
松原先生のお話を聞いている限りでは、「なるほど」と思えたり、「理解はできたけれど、実際にできるか不安」といった思いを感じていたように思います。
学ぶだけではなく、私達には実践の場が必要である、ということで、役割を決めてリレーファシリテーションを行うことになりました。
2グループに分かれ、それぞれが担った役は、
・Aさん:ファシリテーター役
・Bさん:不安で不安で仕方がない人
・Cさん:堅実に、このまま変えずにいった方とがいいと感じている人
・Dさん:決めてくれたら、とにかくそれでやっていきたい人
・他の方:オブザーバー でした。
ファシリテーター役に選ばれた方の不安感・動揺はわかるように伝わってきましたし、他のお役目をいただいた方の中にも、普段とは違う役柄を演じることに戸惑う様子が見られました。
まずは、ファシリテーター役をされた方の勇気と、確実に力をつけてこられたファシリテーション力に感謝と拍手を送りたいと思います。
そして、B、C、Dの役をされた方も、役に徹するの大変だったかと思います。
ですが、園の中には少なからずこのような思いを持った方がいらっしゃるのではないかと感じています。
自分と思いが違う人達と、どのようにしたら一緒に同じゴール(目標)を思い描くことができるのか。
難しいけれど、学んだファシリテーション力を活かして、この場で、園で、実践していきたいと感じられた時間だったのではないでしょうか。
もう少し学びを続けていきたいところではありますが、園内ファシリテーター育成講座も残り後1回となりました。6か月間、一緒に学んできた皆さんと、これからも機会を作って学び合えることを楽しみにしながら、次回の講座に臨みたいと思います。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
ファシリテーターをやらせていただいたことと、1回目2回目で感じたことを皆でツイートしたことが印象に残っています。それぞれの役の方の感想が非常に勉強になり、実践での困難さを容易に想像できるものでした。
ご感想②
「私はこう考えた、こう感じた。 あなたはいかが?」 という流れが私の中でヒットしました。 実際に、最後の「あなたはいかが?」を会話の中で使うと、会話に広がりができました。 簡単なことのようですが、普段やっていないことだなと思いました。 習慣にしていきたいです。
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