自ら考える力、それが防災力【キャリアアップ研修 保健衛生安全対策】

キャリアアップ研修「保健衛生安全対策」の3日目を担当させていただきました藤實智子です。
この日「安全対策と防災について」をテーマにお話しさせていただきました。

防災について学ぶ機会がなく、正しい避難訓練の方法や災害対応がわからないと感じている先生もいるのではないでしょうか?

実は、防災というのは「答えがあるようでないもの」なのです。災害の規模やその時の天候など、様々な要因によって対応方法が変わります。だからこそ、この研修では先生たちひとりひとりの意識が最も大切だとお伝えしました。

研修の中で、災害を想定したワークをいくつか行いました。後半になってくると、先生たちは対応方法を考えながら、次々と気づきを得ていました。なぜ、地域とのつながりが大事なのか、それはこういうことか!もしかしたら、こういう災害が発生するかもしれない。それぞれが自ら意見を出せるようになっていく姿を見て、嬉しく思いました。

答えがないからこそ、自分たちで想像することの大切さを知り、どう対策をすれば良いかを自ら考える力、これが「防災力」です。防災力を高めることで、こどもたちの安全を確保するだけでなく、自分自身の安全も守れるようになります。これからも笑顔で保育が続けられるよう、防災力を大切にしていきましょう。

<講師紹介>

一般社団法人保育の寺子屋
代表理事 藤實智子(保育防災コンサルタント®)
高校卒業後、東京消防庁に入庁、女性消防官として防火防災指導を担当する。
消防官退職後、保育士資格を取得。
都内の保育施設で園長を経験後、独立し横浜市内に小規模認可保育所を立ち上げる。
日々過酷な状況で働く保育士たちをサポートしたいという想いから、保育防災コンサルタント®として保育防災講座、オンライン保育防災サロンの開催、保育防災ハンドブックの制作販売を行う。
 

オンラインサロン新展開の現状と、ご案内~ローズ・リリー・カトレア・プレミアム・法人…


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どんどん便利になっていく社会の中でこそ、大切なのがコミュニケーション。とはいえ、一番難しいのもまた、人との関係性であり、コミュニケーションなのではないでしょうか。
一緒に悩みながら、自分なりの“小さな一歩”を見つけていきましょう。

みなさんとご一緒できるのを、楽しみにしております。

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