中堅の気持ち…一人ひとりと向き合い力を発揮し合える園へ【クローバーカフェ】2022年2月開催レポート

本日は、保育コミュニケーション協会クローバーカフェ!
テーマは、「中堅の気持ち」です。

中堅の気持ち

今回のテーマは「中堅の気持ち」
…とはいえ、そもそも中堅ってどんな立ち位置?
どんな葛藤を抱えている…??
~といったところから、

  • 園によっては3年目~
  • 20年、新規採用が無かった園もある(結果的に、20年新人!?)
  • リーダーを任される園、リーダーが存在しない園
  • モヤッとしているけれども、なんだか求められるものが増える!?
  • 大切な、つなぎ人
  • 期待を掛けすぎると「求めてません」…!?
  • 「園長が変らないと、どうにもならない…」

~など、さまざまな声が上がる中でブレイクアウトルームへ。

対話を通して、素朴な疑問やもどかしさ、関わる上で大切にしていることにお互いが耳を傾け合う中で、

  • 大切なのは、人と人として、相手がどうしていきたいのか
    どんな持ち味があるのかに耳を傾け、貢献し合う姿勢
  • 相手の素敵なところに焦点を当て、立てて、任せるうちに、支え合える豊かな関係性に

~など、明日への一歩につながる事例や声が上がってきました。
「自分たちが必要とされている」と嬉しく感じられる園づくりへ。
そのためのお互いへの心配りを大切にしてきたいですね。

次回4月は、「今年やってみたいこと!」「抱負!」をテーマに、ざっくばらんにお話出来る場にします。

▼お申し込みは、こちらから
https://hoiku-communication.com/nyuukaiannai/info_clovercafe/

クローバーカフェ

サポーターじゅんちゃんよりコメント

今月のテーマは「中堅の気持ち」でした。

この時間をどのように進めていくか模索する中で、「中堅」と言っても、県や地域、または園によって、年齢に幅があることに気がつきました。それを踏まえて、それぞれが感じていることをブレイクアウトルームに分かれて話をすることになりました。

出てきた声として、

  • そもそも「中堅」って言葉はいるの?言葉にとらわれない姿勢や在り方が大事
    ——子どもの立場にたってみると、『どの人も保育者である』という視点から
  • 仕事の在り方、考え方が、立ち位置に関係なく影響を与えること
    ——役職を超えた関わり、関係性が大切である
  • 相手のいいところを引き出したり、価値に気づき、フラットな場を作ることが大切

など、お一人お一人の思いを聞く中で、子どもや保護者、職員と向き合う自分の在り方が大切であり、それには自分の気持ちを整えていくことが大事であることに気がつきました。
でもこのような思いを紙面では、わかったかように、できているかのように表現はできるけれど、実際のところは気持ちを整えることって難しい、と改めて、自分の在り方を問うていきたいと感じました。

勿論、年齢や立ち位置によって求められていることが異なり、それに応えていく必要はあるかと思います。ですが、子どもや保護者にとって、私自身は一人の保育者として見られていることでしょう。

『中堅だから』と気負わずに、どのようにしたら職員や保護者と円滑なコミュニケーションが図れるか、どのようにしたら子どもの思いに寄り添った保育ができるか、等に思いを馳せていくことが大切であること。

今回のクローバーカフェに参加し、大事な視点に気がつくことができました。

一つのテーマから、いろいろな意見が出て、それらを織り交ぜながら新たな気づきが生まれる。
クローバーカフェはそんな場であると私は思います。

次回は、4月20日(水)20時~
テーマは 『今年やってみたいこと』・『抱負』・『新しいポジションについて』
です。新年度が始まったばかりで忙しいとは思いますが、皆さんの参加をお待ちしております。

クローバーカフェ、お申込みはこちら

 
 

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①

中堅の気持ちについて知りたくて参加しました。私の勝手なイメージで中堅とは脂の乗ったキレキレの保育士さんと定義してました。だからうちには中堅はいないと思っていましたが、実はいたことを知り、小規模ならではの層の薄さを痛感しました。
昨日の会では『中堅というくくりはいらないのでは』という意見が強く、何年目でも力を発揮できれば、それはいい環境。のような空気で、実際私もそう思いましたが、一晩考えたところ、私はやっぱり位置付けは重要なのではないかと感じています。
ボランティア団体や慈善事業なら力のある人やる気のある人が発揮できる場でいいのですが、それだとお仕事片付け主義の人はどんどん事なかれ主義になり、頑張らなくてもお給料はもらえると勘違いして、全体のスキルが上がっていかないという恐ろしい事態を招きかねないのでは?と思いなおしました。
悲観的ネガティブな考え方かもしれませんが、やはり目安は必要かと思います。


ご感想②

オンラインサロンメンバーのみの参加でしたが、年齢層も幅広く、お互いに気兼ねなく話せる間柄で、短い時間の中で奥深い話がじっくりとできたと思います。
回を重ねるごとに内容がどんどん良くなっていき、質が上がっていくのを感じます。 新しいメンバーさんを迎え入れることも目的の一部でありながら、こうして自分たちで土壌を作り、いつでもどんな人でも受け入れられる柔軟な雰囲気を作って行っているのではないかと感じています。外部の人の参加がなくてもとてもいい時間を共有させていただいています。

 

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