給食を入り口に、大切にしたいことに向き合うひととき【クローバーカフェ】2022年10月開催レポート

保育コミュニケーション10月のクローバーカフェ『こんなときどうする?困った食事シーン』を開催いたしました。

『寝たフリ⁉︎こぼす⁉︎遊びながら食べる…?』
子どもの好き嫌いもあるけれど、自分自身も好き嫌いがあるので気持ちがわかる…というお話を。

流動食に限られている子を目の当たりにして、食べることができる豊かさを実感したり…
園の食に向き合う風土に疑問を感じた時、テーブルに上げて大事なことを語り合う時間も大切である、など。
参加したそれぞれにとって、豊かな時間となりました。

じゅんさんよりまとめ

クローバーカフェは、毎月挙げたテーマに沿いながら、それぞれが感じていることや悩んでいることを場に出し合い、ディスカッションしていく中で、“これなら自園で活かせるかも”“自分だけの悩みではなかった”等、それぞれが得たことを持ち帰ることができる場になっております。

今月は、『こんなときどうする?困った食事シーン』をテーマに、皆さんと話を進めてきました。

困った食事シーンとして、寝たふりをする、食べないでこぼす、散らかす、遊ぶという子どもの姿が挙がり、それぞれの園の子どもの姿や職員の対応に思いを馳せていくことになりました。

話をしていく中で見えてきた課題は

  • 自分自身偏食があり、子どもの気持ちはよくわかる。でも、「一口だけ食べてみよう」という職場の雰囲気に自分自身もつい同じ言葉を使ってしまう
  • 残さず食べるのが美徳という風土がまだ残っている。

等でした。それに対してどう取り組んでいったらいいか、または自分自身はどうあるべきか等について語り合っていきました。

  • 『保育全般であったり、食に対する対応であっても、自分一人だけが頑張り、伝えるだけでは、職員の意識は変わらないこと』
  • 『語り合う時間を持つことが大事であること』
  • 『そのような場をすぐには作れないかもしれないが、まずは職員との連携を積み重ねていくことが大事であること』

などに気づくことができ、特に今回の「食」に関するテーマで一番大切にしたいと思ったことは、“お腹が空いて、給食食べたいな”っていう感覚を子ども達が持てるようになることで、私自身の学びにもなりました。

それぞれの気づきや持ち帰る内容は異なるかと思いますが、クローバーカフェは、皆さんの話が学びに繋がる貴重な機会であると感じています。

次回は11月16日(水)20:00~
テーマは、「感染対策はどうしていますか?」です。

皆さんと一緒に語り合いながら、学びを深めていけたらと思います。皆さんの参加をお待ちしています。

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