”暗黙の了解”の影に、見えなくなっている行事の本質を見つけよう【クローバーラウンジ】2024年11月開催レポート

言葉にしなくても伝わる？
～“暗黙の了解”に隠れた行事の本質を探ってみよう～

「もしかして……
自分が仕事を増やしていたのかも。」
そんな気づきが印象的だった、11月のクローバーラウンジ。

新人さんって、驚くほど鋭い視点を持っていますよね。
「○○って何のためにやっているんですか？」
こんな質問を受けたとき、あなたはどう答えますか？
もしかすると、私たち自身もその本質をきちんと説明できていないのかもしれません。

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今月のクローバーラウンジのテーマは「行事の本質を考える」
書籍『子どもの安全を守る保育の基礎知識』第二章をもとに、参加者の意見を交えながら行事についてじっくり考える時間となりました。以下に、印象的だったやり取りを一部ご紹介します。

Q.入園式・卒園式って、本当に必要？

• コロナ禍で中止した園もあったよね
• 子どもたちは卒園式の後も園に来るんだよね
• でも、大切な意味があるかも：
  1. 子どもたちの成長を祝う機会
  2. 親御さんにとっての節目
  3. 園と親御さんの信頼関係を築く場
     特に入園式は、「大切なお子さんを安心して預けていただけます」という信頼を形にする儀式 として重要ではないか。

そう思うと、無理に0歳児をホールに連れて行く必要はないかもしれない。
クラス内で行うのも一つの方法では？

Q. そもそも、夏祭りとは？

• 浴衣を着て盆踊りを楽しむもの、先生たちがお店屋さんごっこをするイメージが強い。
• でも本質的には、子どもたちが 「何をやりたい？」と企画段階から参加し、準備の過程も楽しむ共同参画の機会。
• お店屋さんごっこを通して学ぶこともある。
• 子どもたちと一緒に地域や保護者に働きかけることも、大切なプロセスでは？

Q. そもそも、運動会とは？何のために？

• 園生活の中での、中間地点。
• 年上の子どもたちの行事に憧れ、成長を目指すきっかけになる。
• 子どもたちの声を反映しながら、一緒に創り上げる。
• 園の文化を未来に紡いでいく場でもある。

Q. そもそも、発表会とは？

• 子どもたちと 協働で作り上げる プロジェクト。
• 子どもたちが共同企画者となり、普段の姿を見せる場。

こうして見直してみると、行事はただ形式的に行うものではなく、本質的な意義を理解し、それを子どもたちと共に創り上げていくプロセスが重要だと気づかされますね。

保育コミュニケーション協会では、園を越えた情報共有やアイデア交換の場として、オンラインサロンを気軽に体験いただける場「クローバーラウンジ」を数ヶ月に一度開催しています。

次回開催日時：2月8日（土）20:30～

オンラインサロンにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください！

気になっている方は、気軽にメッセージを下さいね！
一緒に現場を良くしていくヒントを分かち合いましょう。

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