地域に開き、愛される子どもたちへ【クローバーラウンジ】2024年5月開催レポート
ショウシャセイ・チュウシャセイ・タイシャセイ…
~というと、どんな単語が思い浮かびますか?
これ、じつは小舎制・中舎制・大舎制…という、施設形態の呼び名なのです。
保育コミュニケーション協会、オンラインサロンメンバーとの開かれたお話しの場【クローバーラウンジ】を開催いたしました!
今月は、東京家庭学校で働く田塚さんに、児童養護施設についてお話を伺いました。メンバーからは素朴な疑問が寄せられ、あっという間に時間が過ぎていきました。
- 子どもの措置理由は何ですか?
- 里親になるためにはどうすればいいですか?
- 一時帰宅の里親など、さまざまな形態があるのですか?
- 施設を経由せずに、児童相談所から直接里親に措置されることもあるのですか?
田塚さんは、これらの質問に丁寧に答えてくださり、児童養護施設と里親制度について理解を深める貴重な機会となりました。
20年前に私が勤めていた川崎愛児園は、中舎制だったかもしれませんが、現在は本園とグループホームに分かれています。国としては現在、小舎制を推進し、家庭的養護や里親制度を進めています。しかし、里親のサポートと育成には依然として課題があると感じています。
▼里親制度について
各都道府県名を入れて「里親」で検索すると、それぞれの地域の取り組みが見えてきます。例えば、「北海道 里親」と検索してみてください。私の時代とは変わってきていることもあり、社会の変化に合わせて学び続けることの大切さを感じさせていただきました。
▼社会的養護の現状
https://www.mhlw.go.jp/…/2r9852000…/2r98520000012t8i.pdf
▼フレンドホーム制度
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/…/hot…/f_home.html
私からも、「子どもたちが地域で愛され受け入れられるために、どんな取り組みや働きかけをされていますか?」と質問させていただき、それに対して次のような回答をいただきました。
「地域に開かれた施設であることを意識し、積極的に地域清掃や様々な活動に参加しています。また、子ども食堂や子育て広場などを通じて、地域への貢献を考え、取り組んでいます。」
地域社会と協力しながら、さまざまな背景を持つ子どもたちの成長を支えていきたいと感じました。
東京家庭学校では、熱い思いで子どもたちの人生を支えて行く仲間を募集しているとのこと。
ピンと来た方は、是非、田塚さんまでご連絡下さいね!
▼東京家庭学校
保育に情熱を持って取り組む人々のために、新たにオンラインサロンを知っていただくための入り口の場であり、メンバーが自分の気持ちや悩みを自由に相談できる場として、月に一度のクローバーラウンジを開催しています。
一緒に現場を良くしていくヒントを分かち合いましょう。
▼お申込み、詳細はこちらから
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