クライアントの輝く姿へ向けて~コーチングオンライン実践 第二回目「人生全体を扱う」ご報告

コーチングオンライン実践Vol.2
「人生全体を扱う」終了しました!

まずは前回からのチャレンジや気づきを相互コーチングで深めていただく中で、次第にスイッチが入り始めた皆さん。

ボーナスセッションに参加したり、アシスタントの香先生が練習会を調整してくれたりしていたことで意欲が高まっているのを感じました。
コーチングのエッセンスはそのままに、今回のテーマは「人生全体を扱う」です。

 

人生全体を扱う

まずは絵に描き出して、自分自身の今感じていることを見つめる中で「大変だと思っていたけれども、恵まれていることにも気が付いた」など、表情が変化する皆さん。

さらにデモセッション3人一組のコーチングセッションで‟伸びしろ”を見ていくことになりました。

コーチとしてのチャレンジ、難しさ、気づきとともに、クライアントとして「より豊かに生きるためのヒント」を手にした皆さん。
終了時にはキラキラした笑顔が印象的でした。

自分でも人生の輪を描いてみる中で、学びはたくさん得られており満足度が高い一方、深める時間が取れていないもどかしさがあることに気が付くなど、いいきっかけになりました。

ともすれば年度初めのバタバタ感に追われる今ですが、立ち止まり、理想の状態に思いを馳せることで具体的な一歩が見つかり、ゆったりとした呼吸になれる。

こういった時間が何よりのギフトですね

 

香先生からの感想

前半のセッションでは第1回目の認知、問いかけ、反映、フィードバックを使って2人で振り返りをしました。

そのセッションの中、皆さんから「クライアント役の方に質問をしたけど、なかなか切込みができない」と声があがりました。
きっとセッションをされている時は問いかけをするのに必死だったのではないかと思います。

美里先生が「声だったり、表情だったりすることでわかる」とアドバイスをされており、そのアドバイスをいただいた時皆さんは「そうか・・・。」と、職場や家庭でもやってみようと思われたのでないかと感じました。

後半の「人生を取り扱う」では、まず自分自身の人生について〈人生の輪〉の絵に描き出しました。
普通に人生を送っているとそういう自分には気づかない。
この絵に描き入れることで、自分というところにアンテナを向けて自分自身が豊かに生きることができる。
今の自分自身を振り返ることができる。
というとてもいい時間になったと思います。

次はその絵を使ってのセッションでした。
このセッションでは、コーチ、クライアント、オブザーバ役をすることで、中でもオブザーバーの役割がポイントです。

オブザーバ役は、コーチとクライアント役を俯瞰して見れるので、コーチ役の方にリクエストを出しやすい、コーチ役もオブザーバー役にリクエストをいただいたことで気づくことができる、という良いセッションになったと思います。

美里先生からは「日常にオブザーバーはいないけど、自分にいながら第3の目を持つことで俯瞰できる」とアドバイスをいただきました。

人生を取り扱うことで、まずは自分自身を見つめ直し、そして見つめ直すことで、次は周りの人に対して良い影響を与えていくことができる。
後半のセッションを終えた皆さんは始まった時より、一段とさわやかな顔になられていました。

 

参加者の感想

参加者①

普段の自分が、言いたい事を言っているだけなのがわかりました。
人生の軸を書き込む事と、一ヶ所にフォーカスするコーチングで、内なる声を聴く事ができたように感じました。
明日からの現場での取り組みが頭をクルクルして、ワクワクの時間でした。ありがとうございました。


参加者②

前回振り返りの時点からグループでのセッションと2時間が短く感じました。
「オブザーバー役になると気付きが見えてくるがコーチ役は緊張しながら行っている自分に気づく」「短い言葉の繰り返し」「迷ったら本人に返す」など、なるほどと思いましたが、まだ聞き入ってしまうことに頑固な自分に気づき悩みます。


参加者③

傾聴の捉え方が間違っていたことに気づきました。
聞いて終わる癖、考えすぎるところをほぐしていきたいです。「CANで!」ですね。

 

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担当講師:松原美里

北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。 横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。 「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。 保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。 大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。 幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。 2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。

その他詳細はコチラをご覧ください  保育コミュニケーション協会 松原美里 担当講座

 

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