響き合う関係性のために・心の入り口は感情から【コーチングオンライン実践 Vol3】ご報告

2021年3月スタートのコーチングオンライン実践講座、Vol.3を終了いたしました!

ふだんの研修の中では、サラッとしか触れることのできないコーチングですが、「知って」も出来ないのがコーチングの筋トレたる所以ですね。

私も4年かけて資格を取りましたが、うっかりすると筋肉が落ちてしまうのもまた、コーチングならでは。
そのため実際に、セッションを少しずつ続けていたり、Myコーチとのセッションを施設長時代も受けていました。
今も自分の飛躍のために月一でセッションをお願いしています。

なぜそこまでするのか?というと、圧倒的に自分の可能性を引き出してくれるパワフルなものだからです。

そんなワクワクするコミュニケーションを、可能性の宝庫である保育や教育、子育て支援に関わる皆さんにも
役立ててもらいたい、ということで構成を組んでおります。

 

コーチングOnline実践

一カ月目で基本となるスキルを体験し、
二カ月目で、それをベースに人生のあらゆる側面にちりばめられている可能性に焦点を当てていきました。

二カ月目の実践の中で、皆さんからちょうど出てきた
「???…わからなくなってきました。〈聞く〉ってどういうことなんでしょう??」という声。

三カ月目の今回は、そこに焦点を当てて

  • ふだん、私たちが何気なく行っている、聞きながら「いいこと言ってあげなくちゃ」と思っている状態
  • 相手の可能性にぐっとフォーカスする状態
  • 相手が気づいていないかもしれないエネルギーやサイン、全体と一緒に創るように引き出していくコーチング

を、3人一組のワークで体験していきました。

面白いもので、コーチもクライアントも、どんどんコミュニケーションが楽しくなっていくんですね。

「難しい!」といいながら、弾けるように笑う姿が印象的でした。

「感情」に寄り添うコーチング

そして、「感情」に寄り添うコーチング。
ともすれば、情報、前に進むこと、スキルを使うこと、成果を出すこと、などに焦点が当たりがちですが、実はそんなのは後からついてくるもの。

大切なのは、「今」感じていること。
そこにぐっと深く焦点を当てていくことで、どん底かと思いきや光が見つかり、明日への一歩が内側から出てくる。

それをクライアントとして体験できたみなさんは、自分の中の可能性を無条件で信じる感覚が腑に落ち、相手に寄り添う大きな愛の器が備わっていったようでした。

う~ん、コーチングって魅力的ですね♥
こちら、また新しい期を7月からスタートする予定です。
気になっている方はぜひ、自分と人との関係性が豊かになる一生もののスキルを持ち帰っていってくださいね!

2021年7月11日スタート!コーチングオンライン実践4回コース【講師:松原美里】

アドバンスコースも7月スタートの予定です。

 

香先生からの声

コーチング3回目。
今回の講座は盛りだくさんでした。

まず前回の【人生を扱うこと】の振り返りを、皆さんレジュメに書き入れていただきました。

普段、中々振り返りをしようと思ってもできないのですが、前回の振り返りを書き出すことで、本当はどうなりたかったのか、自分は何をしたいのか、何にアプローチしたいのかを整理することができ、今回の講座を迎えることができたと思います。

傾聴、感情を味わう

今回の講座は〈傾聴〉〈感情を味わう〉でした。

前半は〈傾聴〉

コーチングで傾聴とは「聴く」というコミュニケーションの基本です。
基本的に「聴く」ということは3タイプあります。

レベル1は、普段、何気ない会話をしている=井戸端会議
レベル2は、もうあなたしか見えない♡=2人の世界
レベル3は、相手の人を取り巻くすべての雰囲気や全体を発しているイメージ=地球全体を取り込む

デモセッションを見ているだけではなく、即グループに分かれてセッションできるのがこの講座の良いところです。

コーチ役は、傾聴レベルを知ることで、見ることが変わり、対応も変わる。
こんなことも聴いてみようとワクワクしながら聴ける。
そしてオブザーバー役は、2人の会話を俯瞰的に見るので、気付きをリクエストをする。
本当にありがたい存在ですよね。
セッションをするごとに皆さんの顔は気持ちよかった~と、とても良いお顔つきでした。

後半は〈感情を味わう〉

感情を味わうことなんてあまり機会がないですよね。
感情を味わうことは、実は感情を豊かに生きるための人生のカギだと言われています。

私は毎回デモセッションを受ける度に覚悟をしながら受けています。
なぜかというと、感情だけではなく体感も味わいます。
感情が悲しいと思うと「ずしっ!」と重たくなり這い上がれない苦しい状態になります。

しかし、コーチが寄り添い向き合って、一緒に味わってくれることで、その重たい感じが一瞬で去っていきます。
今回のデモセッションがそうでした。
コーチ役の美里先生が、クライアント役の私に対して「クライアントが答えをもっている」と信じてくださったからだと思います。

デモセッション後、皆さんがセッションをされましたが、セッション中は愛が飛び交っていたと、美里先生からお聴きしました。

感情を味わうというのは、自分自身を直視するので、苦しい、辛いと感じるかもしれませんが、これも筋トレをすると、皆さんも自分自身に向き合い明日への一歩が踏み出せるのではないかと思いました。

講座を受講されたみなさんは、講座を受ける前は「もう3回目なの!早いな」という表情で、またコーチングを受講するのがとても楽しみというお顔でした。

そして前半の〈傾聴〉の時は普段の保育でも保育者同士、保護者、子どもたちにも使えるコミュニケーションの方法だなと感じられていました。

後半の〈感情を味わう〉では、感情を味わったことで、もうおなか一杯!という方と、まだちょっとお腹が一杯ではないなという方といらっしゃいましたが、今回の講座を受講して前向きにやっていこうという姿が見られました。

参加者の感想

参加者①

「感情」デモセッションでは、「クライアントの感情にとことん味わう」の時点でベクトルが自分に向いてしまう、相手を観察する・呼吸を合わせるの注意点がわかりました。
今回の研修を受ける前は何かを引き出すためには「問いかけ・反映」で「良い言葉を」と頑張っていたが、感情のセッションでクライアントの感情を味わうだけでクライアントが自ら答えを引き出すことを体験し「答えは相手が持っている」に深くうなずきました。


参加者②

感情を味わうという初めての体験を通して、自分の今までの関わり方や癖に気づき、ドキッとしました。いかに嫌な感情から逃げていたのか…そのことに気づけたことに感謝です。
傾聴レベル2と3の意識の違いを、しっかりと感じ取ることが難しかったです。
タイミングを見逃さず相手を取り巻くエネルギーを引き出せるように、日頃の関わり方を振り返っていきたいと思います。


参加者③

感情にフォーカスをして、味わってみる。
コーチングの奥深い所へ踏み込んだ学びでした。
1回目2回目に学んだ事を忘れて(自分なりの解釈で)いることも確認できました。
ご一緒している方々も同じ所で悩んだり、戸惑っていたりする事を共有した事でまた明日から頑張ろうと明るい気持ちになりました。貴重な講座をありがとうございました。

 

関連リンク

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