世界観を味わう豊かさ~コーチングアドバンスコース 第4回目 ご報告

コーチングアドバンスコース。
今回は、「世界観を味わう」でした。

価値観やこれまでに体験してきたこと、思いなどは、人によって異なるため、その中に広がる世界観に驚かされることもあるのではないでしょうか。

自分の眼鏡で提案をするとその目線にとどまりますが、相手の世界から意味を一緒に見出すと、その先に広がる可能性の豊かさに驚かされることもしばしばです。

じつは私、研修や打ち合わせの時に発言してくださる方・関わってくださる方の世界観を一緒に旅させていただいて、その場やこれからにつながる一歩を紡がせていただいております。

今回は「昔、好きだった遊び」を入り口にデモセッションをした後、実際にみなさんに体験をしてもらう中で色々な声があがりました。

「思いもよらない体験から、気づきが出てきました!!」
「お話を聞かせてもらって、すっごいワクワクしました!!」
と、興奮冷めやらぬ一同。

世界観を味わう感覚をもとに、「視点」を旅するワークも発展形として体験していただく中、
「ちゃんと、答えに戻ってくるんですね」
「すっきりしなくても、大事な気づきはでてくるんですね。」
といった感想が聞かれるなど、感慨深い時間となりました。

 

香先生からの振り返り

第4回目『世界観を味わう』

今回も、アシスタントで入らせて頂くことができ、勉強になりました。
本題に入る前に、前回の「価値観」について振返りをしました。

今回の講座までに、自主トレや日常の中で起こったことを、二人組で話してもらい、その後どうだったかを全体でシェアをしました。みなさん日頃から、自主トレを意識的に取り入れられているので、とてもいい表情をされていました。

美里先生より、「価値観をすり合わせるのは難しいですよね。みんな違って、みんないい。」この前提で、どのようにそれぞれの価値観を大事にするのか、日々の中で意識していくといい、と話をしてくださいました。その話を聴いて、私も職場や日々の生活の中で、価値観って一人一人違うよね。じゃあどうすればいいのだろうか。無理に合わす必要はないかなと、気持ちが楽になりました。

そして今回の『世界観を味わう』
人は、それぞれ独自の世界観をもっており、その世界観は大事である。しかしコーチングをしていると、ついアドバイスをしたいと思ってしまう。それは横に置いておいて、その人がもっている世界観を、コーチが好奇心や五感、4つのエッセンス、傾聴の応用を取り入れ、一緒にその人と味わうことでその人の豊かさが見えてくる。

これは、私が美里先生とデモセッションを受けて感じたことのなのですが、コーチがその人の世界観を味わっている中で感じた言葉をその人に伝えることで、その人は今まで感じたことになかった別の世界観を味わうこともできる。

別の観点を持つことは最初は難しいかもしれないのですが、コーチが言葉を投げかけることで、その人が「ひょっとしたらその考え方もあるかもしれない…」と新たな発見もできます。

今回の講座では、みなさんがとても不思議そうな表情をしていたことが印象的でした。
難しいというお声もあったのですが、これも自主トレや日常の中で『世界観』を意識されることで変わっていくのではないかなと思います。「答えは相手がもっている」この言葉が大前提です。

いつもアシスタントで入らせてもらえることで、みなさんの貴重なお時間を共有させていただきありがとうございました。

 

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①

様々な視点を持つ為にも、都度都度 自分を客観視すること。 最初の一歩を想像しただけでワクワクが止まりません。楽しみが湧いてきます。コーチングの力はまだまだ今からですが、在り方としての自分をそのまま受け止められました。


ご感想②

価値観、世界観から視点を選択していくことが、クライアントの心の中にある答えがより深く豊かにとらえることができる感じがしました。クライアント側もコーチ側も、とてもいい時間でした。参加されている先生方が、コーチングを手にしていこうという姿勢が、本当に素敵だなと思います。


ご感想③

今までより自然にクライアントに好奇心を持つことができた!という感覚を味わったような感じがします。 日常を思い返すといろんな視点で物事を見て分析している自分がいるかもしれない!ということに気づきました。と言っても全てではない…じゃあ別の視点を持てない出来事ってどんなことなんだろう?とまた分析が始まっています。

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