保健の学びが変える、日々の保育者の姿勢

こんにちは！
保育コミュニケーション協会　認定ファシリテーター講師　高塚雅子です。

26日の保健セミナーの開催も近くなってまいりました。
資料をまとめるために、本も新しいものを購入して合わせ読みをして確認したり、
信頼のおけるネットも読み、私自身の知識もアップデートしてまとめています。

2時間の中でお伝えすることは限られているので、取捨選択に頭を悩ませています。
そんな情報を元に、最近、毎日の朝礼の時にミニミニ研修をしています。

今、園に3大アレルゲンがある0歳児がいるので、アレルギーの話をすることが多いのです。
「遺伝的な要素があってもアレルギーマーチにならないように防ぐことができるんですよ。」
食物アレルギーと皮膚の関係を話すと、
「へぇ～～！！そうなんですか！！」
と驚いていました。私も最初に知った時は驚きました。

セミナーでもお話ししますが、アレルギーとお肌の関係はとても密接なのです。

保育園ではよく保湿剤をお預かりするのですが、塗るのが手間だと思うこともあるようで、
なぜ保湿が必要か伝えると、保育士は納得して丁寧に塗ってくれるようになります。
自分の行動に意味を持って行うと、こうも違うんだなぁという経験をしました。

保湿剤の知識を得た保育士は、それを保護者の方へも伝えることをしている姿がみられたりします。
行動が変わっていく姿をみると、ミニミニ研修の成果を実感している今日このごろです。

今回の保健セミナーの資料をまとめながらつくづく思うのは、
保育は、保育士と看護師と栄養士が専門の垣根を越えて、
この子にとって何がベストかを考えて発達を支援していくことが保育園の役目だということです。

看護師がいない園では、保健の園内研修ができていないという悩みを聞きます。
今回のセミナーでの知識を、ぜひ園内でアウトプットして広めていってほしいと願っています。

講座のポイント

①保育園で起こる小さなケガの対応方法が分かる
②症状別対処法(発熱など)が理解でき、園内で実践することができる
③緊急時に慌てないで対処することができる

日程

2021年12月26日(日)10時～12時
※9:45よりＺＯＯＭの接続確認を行います。