場から引き出す 場へのコーチング【認定ファシリテーター講師育成講座】第7期 Zoom7開催レポート

認定ファシリテーター講師育成講座zoom7「場から引き出す 場へのコーチング」を終了しました。

認定ファシリテーター講師育成講座zoom7は、これまでの構成〜インストラクション〜プレゼン会を踏まえて、「ファシリテーター講師」にとって大切な「場から引き出す」という要素について、受講生より許可をいただいた実際の研修の様子を紐解きながら、はたらき掛けや 場に起きていることを振り返り、気づきを深める時間となりました。

上村先生よりまとめ

前回のプレゼンのチャレンジからの気づきを書き出した後、2人1組で話をしました。プレゼンの後に自分の動画を見ての感想が出されていました。松原先生は、「残念なお知らせなんですけど、毎日周りのみんなは見ているんですよ-」とおどけた声でお話しされ、みんながハッとした表情になりました。みなさんの努力や変化を一番に感じているのは周りの方たち。自分はなかなか気がつかない。プレゼンを通して、直視したことで最後のテストの時に自分の成長がわかると思います、という言葉をプレゼントしてくれました。

次に、「場から引き出す」というテーマです。場を一人の人だと捉えて、対話をしながら進めていくアプローチのやり方について話がありました。
・声が上がりやすい場作りへの配慮
・上がってきた様々な声を全体でシェア
・ネガティブな声も、誰かが言うことは他の人も思っていること、と捉えてその人の存在を場の中に丁寧に受け止めていくこと
・答えは受講者の皆さんが持っている。信じて待ってみること。すると、いろいろな気づきや思い、答えやひらめきが起きてくる。
・大事なのは気づき。気づきのない所に成長はない。気づきを持ち帰ってもらうことが一番大事。
・自己管理、私の在り方か場に反映している。
と松原先生はお話しされました。 

このお話を聞いて受講者の方々から感想などを聞き、主任研修で講師をされた動画を見せて頂きました。見る時に受講者の方達の気持ち、講師の先生の配慮、を読み解きながら見ました。ブレイクアウトルームで話をした後にせでシェアしました。

受講者の気持ちになったり、先生になってみたり、視点を変えながら見ると全体が浮かび上がり、立体的に見えてくる。とお話がありました。動画を見ながら場を掴む練習になると思いました。休憩の後は「気づきを引き出すコーチングの要素」のお話がありました。

コーチングは
・傾聴」 心をかたむけて聞く。奥にある感情   を聞く。取り巻くエネルギーを聞く。
・「観察」 様子、気持ちの変化、表情の変化を観察。
・「フィードバック」 発してるサインを受け止めて伝えていく。
・「承認」 そういう気持ちありますよね。そのままのあなたでいいんですよ。
・「問いかけ」 何が起きているんでしようね。
があります。

ここまでの気づきや振り返りを受講者の皆さんが話し手となり、先生がコーチングの技法を使ってデモをしました。深いところへ話が進み、みなさん、深く深くうなづいている様子が見られました。

今回はプレゼンの会を終えてからの講座だったのでたくさんの気づきがあり、学びも大きかったと皆さんを見ていて感じました。心が震える2時間でした。ありがとうございました。

参加者からの感想を一部ご紹介します

ご感想①
松原先生の研修動画から改めて気付かされる自分の課題。それが一体何なのかということがわかった瞬間に感じた、恐ろしさ、恥ずかしさ、頭を殴られた感、胸を刺された感、崖から突き落とされた感。とにかく衝撃でした。

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