伝わる工夫、してますか?相手が受け取りやすくなるためのエクササイズ【認定ファシリテーター講師育成講座】第7期 Zoom4開催レポート

認定ファシリテーター講師育成講座zoom4を終了しました。

前回までの全体の構成を見据えて、今回は″講師”側として意識を切り替えていく段階に。
どうしても、私たちは受講者として受け身になりがちですが、そうなると見落としてしまう視点があります。
それが――「自分なら、どうするか?」という視点。学びの多い研修に参加させていただいたとき、そう感じた理由を言語化してみる。ハッとしたときも、その理由を踏まえて、「自分なら、どうしてほしいか?」そう考えていくと、研修受講が二倍学び深くなります。

Q. 学びの多い研修とは?

  • 自分ごとになる
  • 事例が入っている
  • そうだよね!と思える
  • 後押ししてもらった感じがする
  • 困っていることの光が見える
  • 新しいことを知ることができて、視野が広がる
  • メリハリがある

Q. もやっとした研修とは?

  • 得られるとイメージしたものが得られなかった(ニーズのズレ)
  • 責められた感じ、否定された感じがする
  • レジュメが見づらい曖昧
  • 時間が気になる

~などなど。
さて、これらを自分が「行う側」として捉えると…どうなるでしょうか?
ここからは、「伝える工夫」として、アイコンタクトや声の届け方・ジェスチャー・間の取り方・発音の練習…など怒涛のエクササイズタイムとなりました。

今回印象的だったのは、みなさんが発音練習に没頭している姿。
おや??どうしてそんなに一生懸命なのかな?と思いきや…
マスクで普段意識をしておらず、目で会話をしたりはするものの、口の周りの筋肉を使うことを忘れていた!とのこと。
「久しぶりに顔が筋肉痛になりそうです。」
なるほど…
マスクをしながらも、口元を動かすトレーニングを通して伝わる工夫を重ねていけるといいですね。

▼【認定ファシリテーター講師育成講座】の詳細はこちらから
https://hoiku-communication.com/schedule/coaching_onine_info/

2022年7月24日スタート!コーチングオンライン実践4回コース【講師:松原美里】

上村先生よりまとめ

講座のはじめに、前回深めていった「プログラムをどう作っていくか」松原先生から具体的な振り返りのあとで、日常でおきていたことや見えてきたものなどブレイクアウトルームでお話しました。

全体でシェアする時に松原先生から、「話し手は具体的な話しではなく、話の中のエッセンスを集めて話をすること。例えば、私たちはこういう話が出ていました、と言うように共通の話題をシェアすること。そうする事で聞いている方は自分ごととして話しを聞く様になっていく。」とお話がありました。

他にも

・プロセスが大事。間違えると大変になる
・会話の中に出てきたギャップも大切にしながら、そのあとどうしたらいいのかな。
・現場を自分の目で確認。職員の気持ちが分かった。職員と距離が縮んだ大きな2週間だった。
・対象者の立ち位置を把握しないとマインドマップ、U理論などぶれてしまう。

などのお話がありました。

松原先生は前回の振り返りを丁寧にして下さるので、自分が現場に戻ってチャレンジしたことをじっくりと振り返り、それを話すことで気づきが深まり、全体でのシェアで新たな気づきを得られたり、深まっていく。こうしてみんなの力がついていく。先生の言葉の影響力も大きく、魅力的な講座だと皆さんのお話しや表情を見て思いました。

今回のテーマは「受ける側から創る側へ」です。
講座を受けながらも「私がこの場をつくっているんだ」と言う気持ちでいることや、「自分だったどうするか」という目線で捉える事の大切さ。「話すと伝えるの違い」や伝わるための工夫で目線や発音などの練習をみんなで行いました。実践練習は初めてだったので皆さん思い思いに楽しみながら取り組んでいました。大きな口をあけての発音練習をしたあと、マスクを外すして声を出すと顔の筋肉が痛いなどの声が聞かれ、皆さんうなづいていらっしゃいました。

今回も沢山の学びの2時間でした。アシスタントとして、皆さんを支えていける様に私も力をつけていきたいです。今回もありがとうございました。

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