変化の中で大切にしたいエッセンス 【リリー相談会】2024年2月レポート
松原が各地での研修を通して気が付いたこと・感じたことを共有し、それぞれの園の出来事やプレゼンターの相談を切り口に
自園に生かせるヒントを持ち寄る保育コミュニケーション協会、オンラインサロンリリー相談会。
2024年2月の会を終了いたしました。
今回印象に残ったやり取りは、以下のポイントです。
時代の変化と「常識」
- 時代の変化により、昔の「常識」や「当たり前」が適用されなくなることがあります。
しかし、変わらず大切な価値観も存在します。見極めはどこにあるのでしょうか?
- 時代の変化により、昔の「常識」や「当たり前」が適用されなくなることがあります。
子育てにおける主体性とルール
- 子育ての常識も変化しています。例えば、子どもが「Youtubeを観たい」と主張する場合、それは主体性の表れかもしれません。
- 同時に、規則やルールも重要です。例えば、「チケット3枚まで」というルールを子どもと共有することで、子どもは納得し、気持ちを切り替えることができるようになったというお話も。
自立性を育むための仕掛けは、重要な鍵かもしれませんね。
言われたこと以外の行動
- 業務や日常生活において、言われたこと以外の行動をどうして避けてしまうのでしょうか?
その理由は、見えていないこと、自分が忙しいこと、同僚性と友達ごっこの違いなどが影響しているかもしれません。
- 業務や日常生活において、言われたこと以外の行動をどうして避けてしまうのでしょうか?
自発的な行動を促す方法
- 自分から進んで行動するために
- チェックリストを作成する: タスクを整理し、進捗を確認できるようにします。
- 見える化: 目標や進捗を視覚的に示すことで、自発的な行動を促します。
- 感謝の姿勢: 他人の協力やサポートに感謝の気持ちを示すことで、自発的な行動を促進します。
- 感謝の言葉: 感謝の気持ちを言葉にすることで、相手に対する意識が高まります。
- 日常の積み重ね: 当たり前の日々を大切にし、丁寧に過ごすことで、自発的な行動が身につくかもしれません。
- 自分から進んで行動するために
これらのアプローチを意識して、自立性を育む仕掛けを作ってみてくださいね。
受講生たちが自分自身の本質を言語化し、新たな気づきを得た瞬間でもありました。
オンラインサロンリリーは、仲間を募集しております。
一緒に立ち止まり、園に新たな風を持ち帰りましょう!
一緒に立ち止まり、園に新たな風を持ち帰りましょう!
保育コミュニケーション協会 オンラインサロンリリー相談会では、
- メンバーより自己紹介&一言リレー
- 松原より最近野研修などで感じている現場のサインを共有
- それぞれが気になっていることをシェアタイム
- プレゼンターからの相談or問題提起
メンバーが自分ごととして考え、提案をする
~といった流れで、構成されております。
園を越えたクローズドな相談の場に、どうぞお役立てください。
▼オンラインサロンの雰囲気を知っていただく機会:クローバーカフェはこちらから
https://hoiku-communication.com/nyuukaiannai/info_clovercafe/
参加者の感想を一部ご紹介します
ここ数年、主体的な保育や不適切保育・子どもの人権などについて、「どこまで?」と考えることが多々あったので、とても興味深いテーマでした。 先生方のお話を伺い、明確な線引きや白黒はっきりさせられるようなものではないけれど、今までの当たり前を当たり前とせず、常にアップデートしながら自分の保育と向き合っていくことが大切だと感じました。
人の感覚の違いによる悩みは本当に難しいと感じました。 しかし、自分の考えを押し付けるのではなく、ありがとうの気持ちを直接伝えて良い関係や環境を作っていけたら、働きやすい職場環境や子ども達にとっての良い環境もできると思うので、私自身も周りの人への感謝と、気遣いを忘れずにお仕事をしていきたい。
オンラインサロン新展開の現状と、ご案内
オンラインサロン新展開の現状と、ご案内~ローズ・リリー・カトレア・プレミアム・法人
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