変化の中で、職場の“声”に耳を澄ませるということ【リリー相談会】2025年5月レポート

「うちの園、この先どうなるんだろう」
「新人が来ない理由って、どこにあるのかな?」
「民営化、閉園、合併…文化の違いからくる不安って、どう受けとめたらいい?」

そんな現場の声に寄り添うため、今回のリリーでは、“人権を尊重しながら、職場のあり方を見直していく”をテーマに、管理者の皆さんと共に、日々の思いや課題を語り合いました。

運営の責任を担う立場だからこそ抱える、言葉にしづらいモヤモヤや葛藤。
そんな「誰かに聞いてほしい気持ち」に、やさしく、でも真剣に耳を傾ける――
それがオンラインサロン「リリー」で大切にしている時間です。

たとえば、「これは当然」「うちの園では当たり前」と思っていること。
それが、誰かの声をふさぐ“無意識の壁”になっているかもしれません。

だからこそ、大切なのは――
一歩、職場の外に出てみること。
そして俯瞰して見つめ直してみること。
その視点の変化が、思わぬ気づきにつながるのです。

「ずっと沼にハマっていたけれど、一歩外に出てみたら景色が変わった」
そんなリアルな体験が、リリーの場でも共有されました。

日々の実践から生まれた工夫のひとつに、ファイルにまとめた“自己紹介カード”があります。
それがちょっとした雑談のきっかけとなり、職員同士の距離が縮まり、園全体の風通しが良くなったという声もありました。

「できていないこと」ではなく、「できていること」に光を当てること。
「知らなかった」「やり方がわからなかった」――それだけのことを、責めるのではなく、知り・共有していく姿勢こそが大切だと感じます。

職場の中で“発止合い、支え合う”関係を育むには、まずは自分の内側にある思いに気づき、それを言葉にしていくことがはじまりです。

何かが起きたとき、それはきっと変化へのサイン。
そのサインを見逃さず、自分の声も、仲間の声も、大切にテーブルにのせて、一緒に“これから”を紡いでいきませんか?

🔸オンラインサロン「リリー」とは?🔸

保育現場の管理者が、自園ではなかなか話せない本音を語り合える場所。
「学び合いたい」「悩みの出口を見つけたい」――そんな想いを形にした場です。

📌毎月1本、松原からの動画を共有
📌それをきっかけに、自園の実践や課題を分かち合う
📌今起きている「旬の課題」に向き合う対話と相互アドバイスの時間

🌱リリー仲間、募集中です!
https://hoiku-communication.com/liliy/

🌸雰囲気を体験できる「クローバーカフェ」はこちらから
https://hoiku-communication.com/nyuukaiannai/info_clovercafe/

オンラインサロン「リリー」で得られるもの

オンラインサロン「リリー」では、

  • キャリアプランの明確化
  • リーダーシップスキルの向上
  • 組織運営のノウハウ習得
  • 全国の仲間との交流

など、様々なメリットがあります。

日々の業務に追われる中で、孤独を感じたり、出口が見えなくなってしまうこともあるかもしれません。
しかし、「リリー相談会」のように、言葉にして分かち合うことで、お互いの存在が勇気につながる関係性って、素敵ですね。
リリーメンバーの存在に、いつも勇気と気付きをいただいております。

保育コミュニケーション協会オンラインサロン「リリー」では、代表の松原が全国各地の研修を通じて得た気づきや経験を共有しながら、リーダーや管理職の方々が園を越えて対話する場を提供しています。
ぜひ、私たちと一緒に学び、成長しませんか?

▼前を向いて行く管理職のための相談&対話会:リリー

リリー会員 – 保育コミュニケーション協会

▼参加者が主役~ワイワイ他園と交流しながらアイディア交換:ローズ

▼システムを読み解き、先手を打つ:カトレア