園を変えていきたいけれども、空回り!?温度差とタイムラグ
こんにちは、保育コミュニケーション協会 代表の松原美里です。
こんな経験ありませんか?
「今の園をもっと良くしたい!」
そう思って、いろんな勉強会に参加したり、新しいアイデアを提案したりしてみたけど… なんだか空回りしちゃって、焦ってしまう。 毎日、息苦しさを感じながら過ごしていた…そんな経験。
私も実はそうだったんです。 一生懸命頑張って学んできたのに、職場の人たちとの温度差が埋まらなくて。
実際、呼吸が浅い毎日を過ごしておりました。
「自分のやってることって、意味あるのかな…」
って落ち込んじゃったこともありました。 うまくいかないことばかりに目が行っちゃって、
「私、何やってるんだろう…」
ってガッカリした覚えがあります。
後になって気づいたんですが、人や組織の考え方を変えるには、時間がかかるんです。
例えばみんなで思いを共有しても、意見を聞いてみても
最初はみんな「?」って感じで、ぽかーんとしちゃって。
「あれ?また私、一人で走っちゃったのかな…」
って悲しくなっちゃうことも。
でも、新しいことを始めてから、みんなが理解するまでには、ちょっと時間差があるのが当たり前なんです。
職員のみんなと話し合いを重ねていくうちに、少しずつ変化が見えてくる… ある日、職員さんが「あ、そういえば前に話してた○○のこと…」って言ってくれた時、
「わぁ、覚えてくれてたんだ!」ってすごくうれしくなりました。 実は、これってとっても大切なことなんです。 日々の会話や、ちょっとした問いかけは、見えないところで少しずつ芽を出していくんです。
気づかないうちに、みんなのアンテナが立ち始めて、自分のこととして考えるようになっていくんです。 そうやって、みんなの心に小さな灯がともると、それがゆっくりと大きくなっていって…。
やがて、みんなで考えて、意見を出し合える、そんな素敵な職場になっていくんです。
焦りは禁物――
とはいえ一人で頑張るのは大変だし、「これでいいのかな…」って不安になることもあるかもしれません。 そんな時は、仲間と一緒に学ぶのがいいんです。 例えば、園内ファシリテーター育成講座では、保育現場で起きていることを読み解きながら仲間と一緒に学びます。
松原自身も学ばせていただいたU理論という新しい考え方も学びながら、変容を遂げていく組織にとって大切な学びを通して、現場での働きかけと振り返りという実践を重ねていきます。
みんなで一緒に、もっと素敵な保育園を作っていきましょう!
頑張っている人が報われる園を、いっしょに作っていきましょう!
園内ファシリテーター講師育成講座
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