激し感情も、価値観の入り口【コーチングトレーニングコース】第5回目レポート
コーチングトレーニングコース、第5回目を終了いたしました!
克哉先生から
卒園式のシーズンでもあり、近況のシェアからスタートしました。
コロナ禍で不自由な中の卒園式はいつもに増してご苦労があったそうです。
そんな中で、おひとりからあるトラブルがきっかけでそれまで我慢していた不満があふれてしまった話をしていただけたので、皆さんにとっても学びの多いテーマになるだろうと思いデモセッションでのクライアント役もお願いしました。
コーチングを日常に活用していくなかでクライアントが大きなフラストレーション(不満やストレス)を抱えていることはよくあります。また、怒りはその人にとって大切な価値観のあらわれの一つです。そこを無視して行動変容や問題解決に向かうのではなく、まずはクライアントの感情に寄り添うためにも、クライアントが言いたいことをすべて出し切るまで傾聴するということをお伝えしました。
通常のコーチング・セッションでは、クライアント側に目標ややりたいことがあることが前提で始まります。しかし実際に日常の中でコーチングを活用しようとすると相手はクライアントとして準備している人たちだけではありません。その状況でも、傾聴し相手の感情に寄り添い、大切にしている価値観を見つけて、クライアントがやりたいことを探していけば行動の変容に繋がります。
トレーニングでは全体へのフィードバックとして、チャンクダウンして行動を具体化していくことについてお伝えしました。話のチャンク(かたまり≒抽象度合)が大きいとせっかくモチベーションの高まったクライアントであっても、セッション終了後に何から始めるかやどうすれば良いのかが不明瞭で行動が鈍ることがあります。そこで、クライアントの思いを具体化していく質問などについてもお話しました。
放課後タイムもそれぞれの役職や立場の視点で、仕事の守備範囲へのとらえ方の違いなどについても話題になり学びの多い時間になりました。
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参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
スタート時より終了時のときのほうが気持ちが落ち着いていました。コーチングを進めていくにあたって大切なことを教えてくださり、感謝しています。
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