ありたい方向へ丸ごとを受け入れることが、やりがいにつながる【カトレア事例検討会】2023年12月開催レポート
仕事に追われて疲弊してしまう人と、忙しそうだけれどもワクワクしながら自己発揮をされている人。
いったい何が違うのでしょう?
オンラインサロンカトレア
2023年12月のテーマは「やりがいをマネジメントする」でした。
「やりがい」は、マネジメントできるものなのでしょうか?という素朴な疑問が、今回のテーマの発端です。
保育者のやりがいの源が明らかになれば、仕事の進め方や構成においても配慮できるのではないでしょうか。
「あなたがやりがいを感じる瞬間は?」
「職員さんがやりがいを感じるのは、どんなとき?」
そんな問いからスタートしてみると、素敵な声がたくさん出てきました。いくつか紹介します。
- 自分が出会った子どもや親御さんの人生の一部になる素晴らしさ
- 保育のおもしろみに気が付いた時。職員の成長。
「こんな幸せな仕事で、お金をいただいていいのかな?」 と園内で話しているとのこと。 - 保護者から、「この園に入って幸せをいただきました」とお声をいただけたとき。
「園長が自分たちを尊重してくれるようになった」という職員の言葉。
自分を信じて任せてもらい、やりたいことにチャレンジすることで達成感から自信につながっていった。
一人で頑張るよりも、多くのことを成し遂げられるようになっていた。 - 認知能力という面では厳しいお言葉をいただいていたが、コツコツ子どもたちと保育の積み上げを通して、時間をかけて成長という結果を見せてくれた。 子ども・職員共に非認知能力の部分を大切にしていく中で、組織内の価値観が変化していくのを感じた時。
- 子どもたちが喜んでいる姿を見て、「保育って楽しいな~!」と感じているとき。
クリエイティビティを発揮できているとき。 - 個性を丸ごと受け止め合えているとき。(批判せずに受け止める)
おもしろがって保育ができているとき。 - 職員が楽しそう。
子どもが笑って、そこにいる職員も笑って、そこに居られる自分に幸せを感じる瞬間。 - だれかに言われて考えるのではなく自分たちで振り返り、気が付くことで自分に刺さる。
「貢献できている」という感覚。 - 輝いている人を見ると、「自分も輝きたい」と自然に思える
そしてそこから、やりがいをマネジメントする…というテーマに沿ってあらためて捉えてみたときに見えて来たのが、こちらでした。
- 「やりがいを感じる環境を整えてあげたい」と感じますが、 じつは大きく力を発揮できる土壌を整えると、自然とその中でやりがいを感じて輝いてくれるのではないか。
- 自分のあり方が整うと、職員のあり方も整う。
- 「何かせねば…!」とあせってしまいがちだが、答えはすぐには出ない。
目指す理想の園を思い浮かべコツコツと一歩を積み重ねて行くと、その途中にやりがいや達成感が着いてくる。「やっぱり自分のあり方に還ってくるんですね。」と、素敵なお話と笑顔で、場を閉じる一同なのでした。
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