対象者の心をノックする”ことば”の与え方【講師研究会】2023年5月開催レポート
認定ファシリテーター講師育成講座修了生であり、これから講師として地域や周りを照らす取り組みを重ねていきたい人のための
実践の会【講師研究会】
新システムに変更後、第2回目を開催いたしました。
『意味がある』
『必要とされている』
『お役に立ちたい』
そう思って講座や研修を企画するものの、なかなかお申し込みにつながらない…。
必要としているという声は聞くのになぁ。
なにがいけないんだろう?
どうして届かないんだろう?
これは2008年に自己主催のイベントや講座を始めてから、私自身の永遠のテーマとなり、事業構築・マーケティング・コピーライティングなどの学びを得ながら、試行錯誤を重ねてきたことでもありました。
ここ数年、認定講師の登壇機会を設ける中で「3回は記事を書きましょう」とオススメをしてきましたが、記事を一つ書くだけでも修正が入ったりして、てんやわんやになりがちで…。
正直なところ、研修や講座をするのが偉いわけではありません。
必要としている方の手元に届いて『両思いで時間を紡ぐことが出来る』ことが尊いことなのです。
その体験を、本気で認定ファシリテーター講師としてやっていきたいと思っている方々が体感し、それぞれの持ち場で実践していけるといいな。
と、そんな思いから、修了生の研鑽の場:講師研究会の今月の1ポイントテーマを
『対象者の心をノックする”ことば”の与え方』とし、棚卸しをしたり、置き換えて考えてみたりといったワークで、視点を深めていきました。
ポイントになるのは
- テーマ(切り口)
- 対象者
- ニーズ
- ベネフィット
であり、事例を元に考えていく中で「あっ」という気付きがありました。
「保育では、やっていました…!」
何か行事をするときにも、何歳の子どもなんだろう?
その子達は、どんなことが好きでなにがしたいんだろう?
どんな時間になると良いんだろう?
ここで大事にしたいことは…?
保育において行事をする際、子どもたちの年齢や好みを考慮することが必要です。また、良い時間帯や適切な方法を選ぶことも大切です。重要なのは、子どもたちのニーズを把握することです。
逆に、うまくいかない時や子どもたちが落ち着かなくなった時は、子どもたちのニーズを見落としている可能性があります。大人の考えが優先されすぎて、子どもが見えなくなっていませんか?
そのような場合は、子どもたちのニーズを再確認することが重要です。
以上は、保育の現場において深い、そして大事な真理ですね。また、このような考え方は、園内研修や法人内改革、保育の日常にも適用できます。それぞれの現場でも、この視点を取り入れて考えられることや新たな発見があったようでした。
今後は、これらの目線をもとに、さまざまなサイトや企画に学び、目を養う宿題を経て、実際に文章を組み立ててみることにチャレンジします。
8月の合宿、ワクワク企画にも期待が持てますね♪
参加者の感想を一部ご紹介します
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