2月17日コミュニケーション講座「保育の当たり前の中で見えてきた違和感と向き合うヒント」開催報告(第一部)
こんにちは上野です。
保育コミュニケーション協会主催の初講座。
一部は「保育の当たり前の中で見えてきた違和感と向き合うヒント」をテーマに
- 今ある当たり前を見直してみよう
- 子どもにとってより良い保育とは?
- 違和感について話せる関係を作るには?
- 違和感と向き合うことは、子どもの姿を見つめること
といった流れで進めていきました。
はじめに、保育の中の食事と午睡の場面に焦点を当て、皆さんの日常を振り返りタイム。
「完食するまでひとりで食べさせるのは、どうなんだろう?」
「時間になったら終わり、って、子どもは食べたがっているのに…」
「フリーで保育に入ると、気づいたことも言いにくくて言えない」などなど
他園の様子を聞いて共感したり、アドバイスをしたり。
そんな当たり前の保育の中で感じるモヤモヤの正体はなんだろう?
ということで、
違和感の奥に潜んでいるものをことばにしてみました。
- もしかして、大人主導になってる?
- 子どもの気持ちよりスムーズな運営を優先してる?
- 子どもへの関わり方が感情的?大人の気が済まない?
あ~あるある!
ことばにすると見えてくる保育士の姿がありました。
やっぱり保育のやり方より保育士としての在り方が大事!と、
皆さん大きくうなづいていました。
でも難しいのが伝え方ですよね。
講座の中では事例をお話ししながら、子どもにとってどうなんだろう?という
発想で、まずは違和感を伝える前に、同じ目線で話せる関係をつくろう
ということをお伝えしました。
~参加者の声を一部ご紹介します~
「保育士としてのやり方や技術だけでなく在り方が大事、とても共感しました」
「やはり、言えるような環境を作っていくことが大事なのだろうと思いました」
「大人にとっての当たり前にやっていることが、本当に子どもたちのためになっているのかな?と改めて考えることができ、とても学びになりました」
「日々違和感を感じていましたが、先生たちのコミュニケーションをとっていくことで、より良い保育ができるのでは…と思えました。子どもにとってどうなんだろう?という発想で、質問していこうと思いました。子どもをうけとめる保育…大事ですね」
「子どもたちが安心して笑顔で過ごせる様に大人主導にならないように気をつけたいと思います。今日は、様々な事例等教えて頂きありがとうございます」
ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。
子どもの気持ちに寄り添い、より良くしていきたい、という皆さんの温かい気持ちが伝わってきて
私自身もとても温かい気持ちになりました。
お互いを尊重し受け止めていくことがより良い保育への一歩になる!と思います。
皆さんのこれからの保育が笑顔で楽しい毎日になりますように!応援しています。