チャレンジするから課題に気づく【講師研究会】2023年オンライン夏合宿レポート
課題を正面から捉え、力になりたいと願い、伝えたいことが溢れると、受講者が置いてけぼりになることがあります。
主役は――現場に気付きを持ち帰る、受講者であってほしいと思っています。
しかし、時には次のようなフィードバックが寄せられます。
「内容が多すぎて理解しきれない」
「大切な共通の前提が欠けているように感じる」
「自分が主役になっているのでは?」
「あんなに考えたのに…」
これらのフィードバックに撃沈しますが、フィードバックは相手に伝えていながらも、じつは自分の中にもある課題でもあるのです。
「私も同じです!」と、一緒に感じ入る瞬間もありました。
お互いの学び合い、磨き愛、非常に重要ですね(*^^*)
現場の答えを引き出し、子どもたちが輝く保育現場を創るサポーターである「認定ファシリテーター講師育成講座・実践を続ける修了生のための磨き愛の場 講師研究会 オンライン夏合宿」を開催致しました。
それぞれに一人25分のプログラムを託し、ファシリテーター講師役・受講者役となり、実際に体験をしていただいた後、それぞれから率直なフィードバックをいただくというもの。
同じ学びを得た仲間同士ということもあり、違和感に敏感な私たち。
なかなか現場では言っていただけない、愛あるフィードバックが炸裂しました。
理解したようなふりをする、求められる良い受講者を演じる一方で、実際は…
「有り難い勉強。たしかに大事な学び。とはいえ…」
「現場のこと、分かってないよね。」
「現場には現場の葛藤や事情があるのに…。」
~と心の中でつぶやくことがあるのではないでしょうか。
「どこから眠くなりましたか?なにが起こっていましたか?」
自分が創る側だと思いがあふれて、つい内容を詰め込みすぎてしまいがちですが、実際の受講者の視点とは異なる方向で進行し、双方の理解が乖離することがあります。講師と受講者の間でこのようなズレが生じる場面もあるのではないでしょうか。
大切なのは、受講者が実際に抱えている現実を出発点とすることです。その上で、受講者が本当に必要としていることに気付き、「これが欲しかったんだ!」と納得すること。その瞬間、自分の課題や願い事が明確になり、適切なアプローチが浮かんでくるでしょう。
今年はトレーニングコースもスタートしたこともあり、みんなの現地集合の予定が合わず。
『もうやらなくてもいいのではないかな?』という考えが一瞬過りましたが…。
「ファシリテーションって何なんでしょう…。改めて学びなおしたいと思います。」
やはり、やってみることに価値があるようです。
これから依頼を託して行きたいので、しっかりめり込んで筋トレして行きましょうね!
〜と、幕を下ろしたオンライン夏合宿なのでした。
▼ 再受講します?という声もありましたが…(笑)
認定ファシリテーター講師育成講座第8期は、9月スタートです!
詳細はこちら
▼講師研究会はこちら!
参加者の感想を一部ご紹介します
保育コミュニケーション協会のオンラインサロンは、保育に関する様々な思いや知識を共有するためのプラットフォームです。参加者は全国各地にいる保育に情熱を持った皆さんで構成されており、オンラインの利便性を活かして交流を図ることができます。
- 自分自身の成長や貢献を大切にする方
- 情報や経験を分かち合いたい方
- 助け合いや相手の気持ちを尊重することを重視する方
- そして保育に情熱を持ち、新たなアイデアを生み出したい方
保育に情熱を持つ方々や、自己成長を望む方々が集まる場として、ぜひ当サロンをご活用ください。一緒に工夫し、刺激し合いながら、輝かしい未来へ向けて共に歩んでいきましょう。
関連リンク
対象者の心をノックする”ことば”の与え方【講師研究会】2023年5月開催レポート
相談から現場の答えにつながるロールプレイ【講師研究会】2023年4月開催レポート
実践こそが、成長と貢献の近道【講師研究会】2023年3月開催レポート