担ってほしい役割、言語化できていますか?【クローバーカフェ】2021年12月ご報告
担ってほしい役割を言語化できていますか?
本日のクローバーカフェ、多くの方にご興味を持っていただけて感謝です!
おかげさまで再会も嬉しい素敵な面々が日本列島を縦断する形で、様々な地域からご参加いただきました。
育成をテーマに現場で起きていることや、その工夫について小部屋に分かれて率直な胸の内を分かち合うひとときとなりました。
以下、印象的だったキーワードです
- 子どもが「やり切った!」と感じられる場を支える保育者のまなざしを育みたい
- 「子どもはどんな気持ちだったと思う?」を切り口に日常の中で気づきの分かち合いを
- 若い先生たちの声に気づかせてもらうことがある
- 相手がどうしたいか?という視点を大切に
- 言ってみて、やって見せ、一緒に…
人の個性も立ち位置もそれぞれ。
少しずつ方向性を合わせていけたら - そもそも、育成って…なんだろう??
反面教師も、結果的には育成? - お支えするというスタンス
- 中堅・非常勤・パートの先生たちの育成が意外と難しい
- 指導?言われちゃった?ほかにどんなやり方が?
- 副主任という立場を理解して成長してもらうには?
担ってほしい役割・意図を言語化できていますか?
皆さんの園では、どうしてますか?
ミドルリーダーとして、園長・主任に導いていただいた体験からのシェア
…etc
ブレイクアウトルームでしっぽりと語り合い、〈全体シェア〉を重ねるごとに切り口が広がり、それぞれの中の体感が深まっていきました。
3回目のブレイクアウトルームが終わるころには、それぞれの中の手ごたえを見つけた感覚が場から感じられました。
クローバーカフェ、今後は
1月は16日(日)19時半~ 2時間程度
「子どもを見る目って?(仮)」
2月は20日(日)19時半~ 2時間程度
「中堅の役割って何?(仮)」
…となっております。
ピンと来た方、ご一緒しましょう~。
じゅんちゃんの振り返り
12月19日(日)は保育コミュニケーション協会、オンラインサロンメンバーと語り合う、クローバーカフェを行いました。
今月のテーマは「育成の仕組み、どう工夫していますか?」でした。
まず松原先生から、育成に大事な4つの要素
「模倣」「ティーチング」「対話」「コーチング」
について具体的な説明を聞いた後、ブレイクアウトルームに分かれてそれぞれが感じたことを伝えあいました。
育成は園に入ってきた新人さんを中心に行うものであると、私自身思い込んでいました。ですが立場によって育成する対象者が違うこと、非常勤・パート職員への育成も大事であったり、研修の場を育成の場へとどうつなげていけばいいのか悩んでいるといった話をお聞きし、育成といっても捉え方はそれぞれ違うことに気がつきました。
お話を聞ききする中でお一人お一人が「なるほど」と納得されたり腑に落ちた表情をされていたものの、しばらくするとまたさらに問いが生まれ、育成に関する悩みは尽きないといった様子が見られました。
今回クローバーカフェに参加して感じたこと。
自分自身も育成されてきたこと。
その時自分は何を感じていたか、どんな気持ちで先輩保育士さんを見ていたかを思い返す機会となりました。
私自身、保育士1年目は、子どもと接することだけで精一杯であり人間関係でもつまづきましたが、同年齢の職員の温かい声かけが心の支えになっていました。
私が今回感じたこととしては、育成というのは人と人との温かい繋がりが持てることで、支える側も支えてもらう側も互いに育ち合うことができるのではないかということ。
それを考えると日々の職員との関係性、温かい関わりがいかに大切であるかということに気づくことができた時間となりました。
次回は1月は16日(日)19時半~
テーマは「子どもを見る目って?」です。
皆さんからご参加頂いて、沢山の気づきを学びに変えていきたいと思います。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
身近なテーマから始まったカフェタイム、どんどん広がる話題は温かいぬくもりのある深〜い話へ。皆ないろんな体験をキャリアに換え、若い世代にエールを送る!! 送りながら自分も元気になってるなぁ♥︎と感じます。一人の方の悩まれている姿に、皆さんが心のこもった言葉を贈られていた事。皆さんと心が一つになってると感じました。
ご感想②
いろんな方の話が聞けて良かったです。なかなか他園の方と話す機会がないので、貴重な情報交換の場となりました。初めての参加でしたが、とても楽しかったです。いろんな方の意見を聞くことができて、気づかされることや同じだなと安心することがありました。 また、時間が合えば参加したいと思います。
ご感想③
みなさんの相手を思いながら現場に立っている姿、ご自身を振り返ろうとされる姿に心を打たれます。たくさんのアドバイスをいただきながら必死な思いで参加していますが、とても充実しています。 これだけ与えていただいたものを必ず今後還元していこうと思います。
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