存在を抱きしめ、ともにいる体験を【コーチングアドバンスコース】2022年3月スタート第5回目開催レポート

保育コミュニケーション協会 コーチングアドバンスコース第5回目、終了いたしました。

  • 混乱しているとき
  • 落ち込んでいるとき
  • 怒りを感じるとき
  • 悲しみに打ちひしがれているとき

…ただただ、その体験を味わうことが大切なときって、ありませんか?

いい人ほど、そういった人を見ると
「いいことを伝えて、力になって差し上げたい」
「してあげたい」
「お役に立ちたい」
~という気持ちが湧いてきたりしますが…

本人にしてみると
「気持ちは有り難いけれども、今はそこじゃない…」
~というとき。

「そっとしておいて欲しい」
「でも、だれかにそばにいて欲しい」
~そんな複雑な気持ちの中で、言葉を越えて存在に寄り沿ってもらった体験、あるのではないでしょうか。
私は人生の変化時にはコーチの伴走をお願いしていますが、大きく落ち込むとき自分以上に自分を信じて、電話越しに大きく包み込んで下さる「共に居る」存在に何度も支えてもらいました。

つながり、ともに感じて存在自体を抱きしめてもらうような心強さを、職場や身近な大切な人に今度は自分が出来るようになれたら…。
その人自身が本来持っている大きな可能性を、発揮する見えない一歩につながるのではないでしょうか。
今回は、それぞれの体験を振り返りながら、セッションを通じて感覚を体得していく時間となりました。

▼【コーチングアドバンス実践】の詳細はこちらから
https://hoiku-communication.com/schedule/coaching_online_advance/

2022年3月コーチングアドバンスコース

香先生からの振り返り

第5回目のテーマは、「共に居る」でした。毎回そうなのですが、アドバンスコースは奥深い!!というのが私の思いです。今回は、今までとは違い、言葉を添えるのではなく、一緒にその場に居る。ただクライアントのそばに居るということが一番のテーマでした。

前回までの振返りをし、美里先生から「アドバンスを受講されて、会話や関係性が変わって来られたと思いますという言葉に、みなさんの表情はきらっと輝いていました。

今回の本題に入る前、「コーチの落とし穴」について美里先生から話がありました。コーチをしていると、クライアントにために何か役立ちたい!と思う気持ちがある。しかしそれはコーチの自己満足である。その時には主役は誰になっている?と話された時に私はドキッ!としました。
あるある、と…

そして、「doinng=行動、beinng=あり方」の違いについて話してくださいました。この頃、beingという言葉を聴きますよね。コーチングでもbeing。コーチのあり方が重要だなと思いました。コーチがそばに居てくれるだけで安心する。そのためには呼吸も大切ということで、呼吸法も練習しました。丹田に力を入れ、しっかり地に足をつけることで、コーチはクライアントに寄り添い、つながる、一緒に場をホールドできるなと呼吸法を練習して感じました。

「共に居る」というセッションをしましたが、答えはクライアントがもっている。コーチは一緒に居るだけでいいのですが、皆さん一緒に居ると何か役に立ちたいという思いがあり、言葉を添える…という場面が何回かありました。私も、きっといや絶対かなと思います。コーチになるとありがちですが、オブザーバーで見させて頂くと言葉はいらない、そばに居るだけでいいんだなと心の奥底でジーンと感じた第5回でした。

今回も勉強になった回でした。一緒に参加させていただきありがとうございました。


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