理想の状態へ向けてのアプローチとは?
【園内ファシリテーター育成講座ZOOM11】

【園内ファシリテーター育成講座ZOOM11】が終了いたしました。

今回は、

【新年度へ向けた話し合い】
【給食室との連携】
【ざわついた場所でのファシリテーション】

など、それぞれの持ち場、様々な機会で、実践を重ねた体験や課題を持ち寄ってくださった方々と、「一人一人から共有の場へと、声を集めることはできるようになったものの、ここからどうすれば??」といった疑問に対し、小部屋での振り返りや全体シェアを通して、以下の課題が浮かび上がってきました。

 

理想の状態へ向けて
声を紡いでいくためのアプローチ方法とは?

まず、各々が気付きを深めるために、前編・後編で〈ロール役の人〉と〈オブザーブの人〉に分かれ、各々が以下に扮してロープレ形式で課題に向き合ってみました。

〈ファシリテーター〉〈変わりたくない人〉〈不安が強い人〉
〈決めてくれたらそれでいい人〉〈新しいことをどんどん取り入れて改革していきたい人〉

【課題】
・それぞれの役に、何が起こっていたか?
・場に何が起きていたか?
・客観的な気付き
・自分がファシリテーターなら、どうする?

上記の課題にそれぞれの視点で振り返ることで、それぞれの役の理解を深めていき、

「ファシリテーターってみんなの声を目いっぱい出させてあげる人のことなんだ」
「受け止めてもらって、理想の状態に思いをはせたことで気持ちが変わりました」
「受け止めてほしかったんだ」
「最後に振り返りのコメントを言ってもらったことで、同じ方向を向ける感じがしました」

などの気付きに繋げることができました。

やはり実践が、変化と気付きに繋がりますね!

 

次回、最終回に向けて

次回、最終回は仕事の都合で参加できない方々もおり、最後のメッセージを伝えてくれる場面もありました。

素敵なメンバーとの定例会がなくなる寂しさに涙をにじませる人も。

「12回って、長いと思ったのに……」
「毎回、楽しみにしてました」
「動画はいつまで見れますか? 永遠に見れます」
「勉強会をしましょう!」

など、明日が早い人は退出しての放課後タイムも、お互いをいつくしむ時間となりました。

ちなみに、忙しい保育の後、自分でお金を払ってまで破壊と創造をしに来ている方々には、「決めてくれたらそれでいいので」「変わりたくないので」という人の気持ちになってみたことが新しすぎる発見だったそうです。

 

受講者の感想を、一部ご紹介します

 

感想①

日常の中で習ったことを、後から(こう言うことかな?こうすれば良かったかな?)と、振り返ることが出来るようになりました。
日々の保護者対応、職員との関わりの中で、自分が(こうすれば良かった!こうなるためにはどうすれば?)と考えられるようになったと思います!その中でも、(自分が解決しなければ!)と思うことがまだありますが、(そうではない!)と、今日の研修で改めて思いました!

感想②

ロールプレイのファシリテーションは、自分には無い要素を演じると気づきが深まるなど、とても勉強になり、この体験を現実場面でもぜひ生かしていこうと思いました。受講生の皆様と、一層絆が深まったように感じました。
同じ学びを求めている事を、遠慮なく出し合うということは、大人同士、女同士ではなかなか難しかったりもするので、それが出来てとても清々しい気分になりました。

感想③

【拾うのは心】という言葉がとても印象に残りました。研修を続けているうちに少しずつですが、相手は何を感じているのか、怒り?不安?嬉しさ?と考えることが増えてきました。
その時に相手を見ている自分のあり方も重要だと感じています。

感想④

今回は役割分担で、ファシリテーションをするという試みが学びになりました。相手の声を聞いて返す、ただ返すだけで精一杯で、表情を読み取るまではいかない事と、間がある事がいけない事のように思っている自分に気がつきました。
ファシリテータの心がけは沢山あり、その中でも軌道修正のスキルというのは特に難しそうに感じました。

感想⑤

ファシリテーター役を通して、テーマを決めワークしても、終着点が明確でないと行先がなくなること、
そしてファシリテーターは場を作り上げていくために場を掴むことが大事であることを学べました。

 

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