ハマってしまうファシリの落とし穴【園内ファシリテーター育成講座】第5期 ZOOM11レポート
『園のキーパーソンを育む』園内ファシリテーター育成講座ZOOM11を開催しました。
前回までは「システム」を読み解く目を日常の中で養う、をテーマに進めてきました。
こちらの目的は、ファシリテートする場の中で以下3つのシステムと、どう向き合っていくかという視点を持つためでした。
- 自分のシステム
- 場に集まるさまざまな人の背景にあるシステム
- それらを持つ人が集まった場の中のシステム
そういったことを踏まえて、今回11回目のはこちらの内容で進めていきました。
- 気付きの場を支える園内ファシリテーターの心がけ
- ロールでのファシリテーション
- 振り返り
- クロージング
事例を分かち合いながらも、やっぱりやってみて初めて腑に落ちることがあります。
メインは、前半組と後半組に分かれてのファシリテーションで
「インナーカラーをどうするか?」
「園内ファシリテーター育成講座修了後について」
というテーマにて、
- 役を振ってのファシリテーション
- オブザーバー組からの振り返り雑談
- 1,2を聞いてみての、ファシリテーション振り返り
という流れで進めていきました。
- 判定したくなるシステムにはまっていた
- ファシリが答えを持っていると、反対側にいる立場は圧を感じた
- ポジティブでいい雰囲気になるけど…
あとで「言えなかったけど、本当はさ」が出るパターン - いつも、じつは私やっているんじゃないか?!
- 頭で知ったこと、理解した気になっていたことが実際にやってみると「こういうことだったんだ」と腑に落ちる
- 実践がいっぱいで、学びが満載でした!
~など、たくさんの学びがあったようです。
視点を投げかけるだけで、ちゃんと自分たちで振り返りをし、課題に気がついて日常のシステムに思いを馳せて痛みを味わう。
みなさんの成長に感動する私なのでした。
園内ファシリテーター講師育成講座の次期開催は、4月12日スタートです!
▼ 詳細はこちらから
https://hoiku-communication.com/ennaifacilitator-ikuseikouza/
園内ファシリテーター育成講座
P.S
~など、名言も聞かれました! |
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
自分の癖や、やってしまいがちなこと、できているつもりでいることなどが、見事に露呈され、衝撃でした。表面に出てくる言葉や行動、感情が全てではないことなど、仲間たちとの学びがどんどん濃くなっています。
ご感想②
ファシリテーター云々の前に、まず話し合いをするテーマへの持って行き方や導入(プレゼンテーションですね)をよーく考えないと、もう議題を出しただけで色んな気持ちや立ち位置になる人がいることに気づきました。今回のファシリは本当にどちらのパターンもあるあるで、とても腑に落ちました。
園内ファシリテーター講師育成講座の次期開催は、4月12日スタートです!
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