2023年2月11日~12日開催【命のつながりを感じて自分に還る ぐうたら村ツアー】開催レポート

山梨県清里村周辺で今年一番の積雪量となった翌日…。
メンバーはそれぞれ車や電車の遅れを心配しつつも、空は快晴!
キープ自然学校 周辺の森と、持続可能な社会と保育や教育を結んで考える学びあいの場『ぐうたら村』にて、保育コミュニケーション協会主催4回目の【命のつながりを感じて自分に還る ぐうたら村ツアー】を終了いたしました。

1日目は、森の探索へ。
雪の重さによって折れた枝が、地表を生きる動物に餌を運んでいく…という命の連携にハッとさせられたり。
雪によって強まっている紫外線から身を守る赤茶色の皮を持つ植物の命に心を動かされたり。
雪の毛布効果によってもたらされる恩恵もあれば、湿度の関係で不具合を生じるものもあったり。
雪の下に凍る川の水と、そこに生きる生き物たちの春への備えに耳を傾け、雪上の鹿の足跡に思いを馳せるひとときがあったり。
雪のかき氷に梅シロップを掛けていただいたり。
雪をブロックに見立てて、子どものように夢中になって遊び混むひとときに癒やされたり。
清泉寮の季節限定ソフトクリームに舌鼓を打つ面々。旅行割引で1,000円券がついていることから、チョコとバニラの2つの味を楽しむ強者もいました…!

晩ご飯では、山盛りおかわりをして満腹顔になった面々が、ナイトハイクで雪上に横たわり、宇宙と自分の神秘・畏れを体感するひとときも。
その後は、雪上の焚き火タイム。一日の感想・気付きのシェアを行った後、寒さを癒やすお風呂タイム。

暖まった後は…深夜の部(室内)のスタートです!
内緒話に盛り上がるグループと、子どもの権利カルタで現場の振り返りや悩みの分かち合いに湧くチームも。ふと気づけば、時計の針は4時を回っていました。大人の修学旅行ですね。
そして朝は…自然学校の美味しい和食ご飯をいただいた後、いよいよぐうたら村へ移動。
春へ向けて、冬のうちに準備を進める「生活しごと」を、薪割り体験を中心にさせていただきました。
雪の中、なかなかうまく行かない薪割りに夢中になるメンバー・支えるメンバーがいる一方、さらに細かく割って行く作業をするメンバー、輪っかで束ねる職人のような仕草にハマるメンバー、カウンター作りに勤しむメンバーあり。
あらためて、サクッと大きな薪を割りながらも木にまつわるエピソードを共有してくださるゴリさんに「足の使い方がちがう・・・!」と、尊敬のまなざしが集まりました。

それぞれが、さりげなく自分の役割を見つけて お互いの姿に勇気とワクワクをもらいながら、お互いの家族のお話やさまざまなエピソードに人の魅力が引き出されていくのを感じておりました。
ゴリさんの目を通した魅力的な世界・ゴリさんの魅力が花だとすると、その周りに集まったミツバチたちがお互いに交配を市合う中でお互いの魅力や世界観におたがいに浸りながら何倍もお土産を持ち帰るような豊かなひとときでした。

ぐうたら村 ワクワクと、自分を取り戻す時間~ぐうたら村ツアーの魅力をギュッと紹介
動画を見る

 

関連リンク

2022年6月18日~19日開催 【命のつながりを感じて自分に還る ぐうたら村ツアー】2日目レポート
2022年6月18日~19日開催【命のつながりを感じて自分に還る ぐうたら村ツアー】1日目レポート
保育の日常と地続きのSDGsへ【参加者募集中!】「命のつながりを感じて自分に還るぐうたら村ツアー」~伝説のガイド ゴリさんと、直前打ち合わせの様子~

 

コメントを残す