レバレッジポイントはどこ? 2021年4月スタート【園内ファシリテーター育成講座】ZOOM10 ご報告
園内ファシリテーター育成講座ZOOM10を終了いたしました。
ファシリテーターをしていく上で、大事だなぁと感じるのは
その場に、そこにいる人たちの脳内にどんなシステムがあるのかというのをキャッチすること。
こういう思考回路や「暗黙の了解」というシステムをお持ちなのかな?
と仮説を立てながら気付きを深めていく中で
「こんなパターンがあるような気がしますが」
…と、パターンに気がつくこと
「握っているもの:それってホントですか?」
…大事にしたいものと、変えてもいいものとは?
「ホントはどうなったらいいんでしょうね?」
…全体にとっての理想の状態とは?
「何しましょうかね?」
…と、レバレッジポイントとなるようなアクションにつながる、といいですね。
そのためにも、先週からの宿題「身近なシステムに気がつく」の振り返りから。
シフト・会議での情報共有、見える化…など、うまく行っているシステムもあれば、忙しい毎日の中で場当たり的に対応することでどんどん問題が山積していく…というように、悪循環に陥るシステム、育てたいと思いながらも依存的な枠組みに嵌まり込んでしまうシステムもある。
気がついたらまずは、園内のシステムやパターンを図で書き出してみるチャレンジ!
さて、なにがレバレッジポイントになるのか!?
というところで悶々を味わいながら、自習への架け橋、宿題となりました。
終了後はちょうど昨日やっていたTV番組の内容に近い発想のものがあった、というお話に湧いたり、園内の人の個性を生かし合うシステム作りというお話から、それぞれの持つ強みをしる「ストレングスファインダー」のお話も。
さっそく「さぁ、才能に目覚めよう」をポチるメンバー続出の放課後タイムなのでした。
園内ファシリテーター育成講座、次期は2021年10月よりスタートです。
興味の湧いた方、詳細はこちらから。
じゅんちゃんの振り返り
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前回の振り返りや宿題(うまくいっているシステム・可能性を秘めたシステム)に取り組んでみての感想等をシェアすることからスタートしました。
「今一つシステムの捉え方がわからないです」と言われていた方も、他の方の話を聞いて「なるほど、それもシステムなんだ」と考えることができ、納得されていたようでした。
実は、「難しいです」と声を出すことは勇気が必要ですが、大事なことであること。
皆さんに問うことで、自分事として考えることができ、それが結果的に深い学びや気づきに繋がっていくこと。この時間帯だけでも、実のある時間となりました。
今回は、
システムメモ <現状> <理想の状態> を描く
キーパーソンは誰か、どんなプロセスがあるといいのか?
について学びました。
まず、システムを図に描き表してみました。
頭ではわかっていたつもりでいましたが、いざ描こうとした時に、どう描いたらいいのか悩み、手が止まってしまったのは、私だけではなかったように思います。
でもそれは、単にわからないということだけではなくどこかで、上手く書かなければならない、という思いが心の片隅にあって、強いエネルギーを発していたように思います。
ここは学びの場。
皆さんが今、ファシリテーターについて学んでいる時。
うまく描こうと思うよりも、お互いが感じたこと、考えたことを伝え合う中で、気づくことの方が多いように感じました。
~しなければならない思いの脱却を少しずつしていくことも、ファシリテーターを学ぶにあたり、大切なことであることに気がつきました。
自分の悩みは、皆さんの悩みである。
その悩みを分かち合う中で、私達はオンライン上ではあるものの、それぞれが手を繋ぎ合ってつながり合っている、そんな空気感を感じました。
この講座も残り2回となりましたが、これからも宿題に取り組んだり、講座で学んだことをふと考えた時に、「これってどうだろう」と思うことが出てくるかと思います。
一人で悩まずに皆さんに話をして、一緒に考えていく中で、皆さんと一緒に学びの階段を一歩一歩上っていきたいと思います。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
現状、理想のパターン図を描くにあたって、改めて考えて何をあげたらいいのか…そこから悩むものがありました。 そして、人や物事を簡単には共通理解できないんだなぁと感じました。
だからこそ、ちょっとしたことでも具体的に分かりやすく、そして砕いて砕いて、分かったと思ったらまた新たな問題…。 と、そのループの中からは抜けだせないんだなと…その中での希望は解決策なんだということも知ることができました。
解決に至らなくても、解決策に目を向けることができたら一歩前進。
自分の不安感、仕事を振る不安感に一度パターン図を書いて自分なりに構想しながら、レバレッジポイントに気づきたいと感じた講習でした。
ご感想②
出来事を流さず考える、ということの大切さを感じました。どんなシステムがあるのか、レバレッジポイントは何?と考えると、まだレバレッジポイントには辿り着かないのですが、システムがあると考えられるようになった事は、私にとってとても力強い事と思いました。
とはいえ、レバレッジポイントに気がつかない事には前に進めないというもどかしさも感じます。発想の転換ができるようになりたいと思います。
ご感想③
本当に変化した方が良いのは、パターンの底にあるメンタルモデル、という部分が印象に残りました。
出来事に対症療法で対応してももまた同じ事を繰り返す、とは分かっているのですが、メンタルモデルまで考えることをしていなかったり、考えてもわからなくなり途中でたどる事をやめてしまっていました。
自分とも向き合うことも避けていたと思いました。