「つながりの中で生きている私たち」森の中での気づき ぐうたら村ツアーその①
こんにちは、保育コミュニケーション協会
代表の松原美里です。
ふだん、起床をして仕事をし、車や電車を使って移動をし、家族との時間を過ごし…と、何気ない日常を中心とした生活を重ねていく中で、私たちはどこかで「人間が地球上の主役」のような感覚になることがあるのではないでしょうか。
前回、ぐうたら村ツアーで森に入った際、ゴリさんがナビゲート下さる道すがら印象的な場面がいくつかありました。
今回から3回シリーズで、その場面をご紹介していきたいと思います。
今回のテーマは、「つながりの中で生きている私たち」です。
つながりの中で生きている私たち
キープ自然学校の森に入り少しすると、ゴリさんが立ち止まり排水溝を指さしました。
「?」不思議に思いつつも、指さす方向に目を向けると…
そこにはきれいな側溝がありました。
私ははじめ、特に意識をせずにいたのですが、舗装化されたことでここにそれまで生息していた生き物たちが
居なくなってしまったのだとという。
一方で、コンクリートに舗装がされてはいても、落ち葉が蓄積した場所には
(私ははじめ、落ち葉が山積してる…と思っていました)
葉や枝などが重なり合い、それによって虫や微生物か住むことができる状態になるのだと。
「この子たち(虫)が、いい働きしてくれるんだよ」
この子たちが…たしかに!!
コンクリートになっていない場所では、虫や微生物が葉や木々を分解して土に還っていくのだそう。
そういえば、バイオトイレというのがありましたが、森の中ではそれが自然の中で日常的に起きているんですね。
また、排水路に落ちた動物が命を落としてしまうことも。
沖縄などでは天然記念物を保護するために、こういった人工物を禁止する場所もあるのだそう。
”命を生かす”自然のよくできた仕組みに感激するとともに、これまでの日常生活の中で、自分たちの「便利さ」や「使いやすさ」といった価値観から、自然の連鎖を止めてしまっているのではないだろうか?
次回のぐうたら村企画は2月11日~12日の保育コミュニケーション協会主催です。
宿泊場所のキープ自然学校でお話を聞かせていただき…。
ぐうたら村にお邪魔し、ゴリさんと当日の流れを相談させていただきました!
みなさま、どうぞお楽しみに。
▼ぐうたら村企画 参加者募集
(料金は宿泊費を入れて計算します…♨)
https://hoiku-communication.com/schedule/info_hocomu_guutara_corabo_ws/
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