【自然の中で自分とつながり、 大いなる何かに生かされている命の源を体感する二日間】ぐうたら村ツアー 2022年2月開催レポート
今回、保育コミュニケーション協会主催『ぐうたら村ツアー』で、私の中でも皆さんと分かち合いたいな、深めたいなと感じていたテーマが、命のつながりを体感すること。
WITHコロナで日々起こる目の前の現実に翻弄されながらも、雪という自然の恩恵に寝そべりながら、全身を受止めてもらえる安心感をじーんと感じてみたり。
これまでいくつも見落としていた「足跡」からそこを通った動物たちの生態に思いを馳せ、補い合い生きている自然のシステムを感じたり。
ナイトハイクで木々の合間から付きを見上げうたた寝する中で、自然に溶け込む感覚を味わったり。(起き上がっただけで暖かくなる、体温の素晴らしさを感じました)
夜中1時までコンロの火を囲んで外で語り合っていたという男組にほほえましさを感じたり。(男性は社会性の生き物なので、大いに群れた方がいいそうです、by陰陽五行論塾。ちなみに、女性は群れがちなので個で過ごすとうまく行きやすくなるそうです。)
25万年前から泰然と在る岩に蓄積されてきた生物の歴史を感じてみたり。
わき水~川の流れを見つめながら、私たちと命の水の物語に思いを馳せてみたり。
それぞれの「水と自分」ドラマを聞かせていただきながら、そういう展開も素敵~!と視野の広がりを体感したり。
自然の中で生かされ、響き合っている私たちの命を感じるひとときになりました。
さすがゴリさん!!
ここまでの展開を読んだ上で、プログラム変更を臨機応変に提案してくださっていたんですね~。
本当に尊敬です。
ゴリさんより、
「森から学ぶには、何度も繰り返すことがとても意味のあることだと思います。ぜひ続けてください。」
とメッセージをいただいております。
次回は6月18日・19日を予定しております。
ピンときた方、ぜひご一緒しましょう。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
天気にも恵まれ、新雪の上を年甲斐もなくはしゃいで歩きました。 月が明るかったので、新月に比べれば星は見えづらかったのかもしれませんが、高い建物もなく星座がわかるくらい良く見えたのが嬉しかったです。 ゴリさんの案内のもと、動物の痕跡を見ながら歩く時間はとても贅沢な学びの時間でした。実際の動物には出会えませんでしたが、鹿が食べ物を求めて雪を掘り起こした跡や、きつつきやアカネズミなどがそこに現れていたという証を見れた事、見えないけど確かに命の育みがある事を感じとれました。 2日目に滝の水が人間に取り込まれるまでの話を考えた時には自分の想像力の乏しさに少々凹みましたが、他の方の話を聞くことで刺激を受け、自分の視野が広がった気がしました。
ご感想②
命の循環。自然に生かされているんだなと実感するワーク。凸凹が命を繋ぐ架け橋になること、雪の感触が時間によって、場所によって変わること。肌で感じた自然、太陽の暖かさ、雪や氷の冷たさ。一瞬一瞬がドラマで、凸凹な自分と重ねて、温かい気持ちになりました。天然のかき氷、美味しかったなぁ。
ご感想③
体験型の研修では、五感を通して学ぶ為記憶に残ります。雪がふかふかだったこと、雪が美味しかったこと、川が凍ってたことなど、現地に行かないと体験出来ない事ばかりでした。冬の森からも生き物の気配を感じられ、その生き物を想像してみる時間や、真冬の雪の夜、1人で空を見上げた事全て貴重な体験となりました。 また、川の水がどのようにして私たちの口に入るか、今まで想像したこと無かったと思います。そんな想像を1人ひとりすると、みんな違う想像で面白かったです。この木はどうやってここに生えたんだろう、この水はどこからきたんだろう、等1つ1つに思いを馳せることが出来たら、地球、時間、全て繋がっているんだと感じられそうです。 その1つの地球の、私も1つなんだと体験を通して感じました。
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