アウトプットの機会、仕組を持ち帰る機会に~2021年8月スタート【認定ファシリテーター講師育成講座】第6期 ZOOM2 ご報告
本日は認定ファシリテーター講師育成講座、ZOOM2でした。
今回から合流される方たちに、開始前に1回目の動画を踏まえた それぞれのゴールの共有として フォローアップをさせていただきました。
園内ファシリテーター育成講座は「園内をより良くしたい!」という思いをひしひしと感じるのに対して、
認定ファシリテーター講師育成講座は「アウトプットしたい」「自分が職員を始め、その先にいる人の可能性を引き出せるよう、仕組を持ち帰り、生かしたい!」という願いをそれぞれから感じます。
第二回目は、「ファシリテーター講師とは?」から、スタート!
- 講師として、温度差のある対象者の前提共有レクチャーをする部分
- ファシリテーターとして、響き合い気付き合う場を支えるための視点・かかわり方
の両方を織り交ぜながら進めていくということを紹介するところから始めました。
…とここで、メンバーより「講師とファシリテーターが一緒ということは、場のマネジメントがしやすい?」という質問が。
そうですね、別々だと、当初の予定から変更するときに随時アイコンタクトや意思疎通を図りながら「こうしますね!」と創り直すプロセスが必要になるのですが、ファシリで在り講師なので、「こういう場なんだな。じゃあ、この先の展開を変えるとして、先にこんなお話、ワーク・アプローチをしておこう」…ということが容易になります。
私も毎回、そうしています。そのため、エキサイティングで毎回新しい場になるんですね。
その後は、受講者の心のハードルを溶かすアイスブレイクのアプローチ(ゲームではなく多様なネタ)を踏まえて、テーマは本題の軸を握る「対象者」へ。
つい、「お話」「ネタ」「内容」に目が行きがちで、私も何度も失敗から学ばせていただいておりますが、大事なのは〈受講者(参加者)が、どんな人か?〉ということです。
蓋を開けてみて、対象者の認識とズレていた場合…全くかみ合わず、受講者はしらけて自分は無力感満載な場になるという痛みを伴います。
そこでオススメしているのが、研修や組織内の改善へ向けた対象者それぞれ(受講者だったり、職員さんだったり、本部だったり)像をシステムとして浮かび上がらせ、ペルソナを明確にすること。その中で、「その人にとっての、ゴールとは?」「ゴールに架け橋が架かるような、ベネフィット(お土産)とは?と考え、プログラムを構築することです。
今回は、「保護者支援」をテーマに、どんな保育者がいますか?どんな葛藤がありますか?
といったことについてさまざまな切り口から出し合う中で「対象者もそうですが、やっぱりニーズありきなんですね…。」と、あらためて重要性を痛感する一同。
どんなにいいお話や内容を用意したとしても、スタート時点で「自分にとって意味がある」と対象者にスイッチが入らないと、終了後に「あ~、終わった!」で流れてしまう。
一方で、対象者それぞれの「ニーズ」をしっかり捉えた上で研修の流れで”つかみ”として期待感が得られると、その後にスイッチが入りやすくなります。
やっぱり、「ニーズ」って大事!
そして、最初の段階でいかに「自分事」になるようなインストラクションができるか、が大切!!
~さて、その後は…!?大枠としてのプログラム設定になります。
実際、組織の中で走り出しているメンバー、走行中のメンバーもいるので、これから先の展開をかいつまんでご紹介しつつも、みなさんの役に立てるように、どんどんプログラムを再構築する予定です♪
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
ベネフィットの対象者の部分で理解を深める事が出来ました。今後、今必要な部分で活かさなければならない部分だと感じました。まだ、自分自身がファシリテーターとしての役割が出来るのか不安ですが、続けて受講することで知識を深め自信につなげられように頑張りたいと思います。
ご感想②
対象者の言葉が違うだけでケースごとに分けることができる事を、発見する事ができました。色々な事が整理できそうです。ありがとうございます。大きな組織の中で、やることの限界とできる事を分けて、アピールする場所や発信の方法を、学んで行きみんなにシェアして行きます。
関連リンク
【認定ファシリテーター講師育成講座 ZOOM14】本会ラスト!ご報告