これまでの保育を取り巻く環境の変化に思いを馳せ~【講師研究会】2022年12月度開催レポート

これから講師として活動していきたい人のためのブラッシュアップと実践練習の場、12月の講師研究会を開催いたしました。

大人が中心となって子どもたちの生活を回していく保育
~子どもの主体性を大切にする保育
変化に伴い、起こる現場の混乱と模索
〜主体性と社会性
行事やこれまでの流れをどう変えたらいいかバランスの模索
~コロナで「これまでの当たり前」を見直すチャンスを得た現場と、より大変さを背負い込んでしまった現場の二極化
不適切な保育への切り込み・見直しと、子どもの権利を尊重する保育への本格的な切り込み…

と、さまざまに変化してきた保育の現場。

先日の講師研究会では、これまでの保育を取り巻く環境の変化に思いを馳せ、これからは子どもとのかかわりも、大人同士も本当の意味でコミュニケーションの質が問われる流れを迎えていることを私から共有させていただきつつ…。
それぞれの現場からも、やはり同様のシステムが見受けられるというお話がありました。

言葉で伝えただけで変われたら、だれも苦労はしません。
表面的なやり取りの深層にあるパターンを読み解き、ほんとの意味でのメンタルモデルのシステム変化が起こって初めて、目に見える行動が変わります。
できない理由ではなく、どんな工夫ができるのかを一緒に考え、明日への一歩を持ち帰る。
研修の本当の意味は、ここにある。

さて、これからどんなプログラムを考えていきましょうか――?
〜というわけで、次回1月の講師研究会合宿では、「子どもの権利を尊重する保育のために」をお題に、それぞれからのミニWSを提案し合うことになりました。

みんなで持ち寄ると、またいろんなアイディアが生まれそうですね!

▼講師研究会はこちら

講師研究会

参加者の感想を一部ご紹介します

ご感想①
不適切な保育の背景にあるシステムを、紐解き、具体化して行動変容を起こせるその方法について考えていきたい、皆さんに教えて頂きたいと思っています。

ご感想②
講師として、何を大切にして何を伝えていくのかを、自己紹介動画を撮ることで、より明確かされました。ありがとうございます。少しずつ保育や子育てに関わる人が、みんなで一緒に、豊かになる波を起こせたらと思いました。

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