対象者へ向けたプレゼンのために【認定ファシリテーター講師育成講座】第6期 ZOOM6
認定ファシリテーター講師育成講座、ZOOMの第6回目を終了いたしました。
これまでの修了生のテスト時の課題を踏まえて(インストラクション・講義部分で悩む人が多い)、『売れ講・Beyond me』を自分が受講者として体験した学びから、プログラム全体の構成をを再構築することにしました。
そんなわけで、前半の6回は「全体像・場の設定・伝える~下地作り」まで。
7回目はそれぞれが自分の設定した対象者へ向けて10分間プレゼンをする想定での、今回は作りこみの時間となりました。
意外と難しいのが、
- 対象者のニーズ
- 出口の理想とする状態
- 持ち帰ってもらう視点・お土産
(本人たちが今すぐ欲しいもの・こちらが持って帰ってほしいもの) - そこの架け橋を作っていく中身
~という視点。
これが見えてくると引きの強いテーマも中身も見えてくるのですが、自分の思いが強すぎると相手の「欲しいと思っているもの」や「今すぐほしいもの」が見えなくなります。
それぞれ、書き出したり小部屋で作戦シェアをしたりと全体で軌道修正をする中で、次回へ向けての材料集め、シナリオ作成をすることとなりました。
ちょっとした時間ですが、この習慣が付くと、身の回りの共通理解や同じ方向を向いて前に進む土台作りがしやすくなるので強力なワークになりそうです。
ちなみに、8回目以降は「引き出す~ファシリテーション」に入っていきます。
参加者の感想を一部ご紹介します
ご感想①
2枚のレジュメでも、内容が盛りだくさんでした。苦手だから克服したい。でも敢えて避けたい気持ちもある部分を、私達が無理しすぎずチャレンジできるようにレジュメを作っていただいて感謝しています。 10分間のプレゼンに向けて今から緊張感が強くなってきていますが、私なりにまとめて練習をしていきたいと思います。
ご感想②
自分の前提が他の人と違うことや自分が考えていることは、他の人も知っている。理解しているとどこかで思ってました。自分が良かれと思って取り組んでも相手が求めていることと合わなければ、どんなに工夫してもほとんど意味がないこと。相手の為になるテーマ、内容を組み立てていくことの難しさを感じました。 少しずつ受講者側からもたらす側へとシフトのチェンジができ始めているように思います。
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