保育や園をシステムで…ゲームを見るように読み解く⁉︎【認定ファシリテーター講師育成講座】第7期 Zoom9開催レポート

先日、認定ファシリテーター講師育成講座zoomの9を終了しました。

前回は「場から引き出す」だったことから、その後の日常でどう実践や気付きがあったのかの振り返りを。
まずはそれぞれで書き出した後、リレーファシリテーションという形で持ち時間を決めて、まるで一人の人がファシリテーターかのように場から引き出す体験をしていきました。

みなさん、引き出すスタンスは身に付いてきてすぐにスイッチが入るようになったのは素晴らしい!
一方で、本来のテーマがどこかへ行ってしまうという課題も出てきました。
本来のテーマを握り続けるためのまなざしとして…
養えるといいのは、システムという視点かもしれません。

ここから、「システム」という枠組みから
園内で起きていること・子どもとのやりとり・保護者とのやりとりなどなど見ていくと…
ある「枠組み」が見えてくることがあります。

「えっ⁉︎」
「システム…⁉︎」
見えないし全然意味がわからない…😭と気が遠くなる場面もあれば
「これってシステムですか?」と切り口を提案してくれる場面も。

そう…じつは、保育はシステムの巣窟なのです。
これに気付いた時、あまりに重なり合うシステムの情報量が多くて脳がNO!といっている感覚に気が遠くなったのを覚えています。
この余韻を元に日常を見ると…何が見えるでしょう?

次回、みなさんの持ち帰りが楽しみです。

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上村先生よりまとめ

前回学んだ『「場から引き出す」を日常の中で心がけてみていかがでしたか。』をテーマに1人3分でリレーファシリテーションを行いました。終わってから先生に、「今回のテーマとゴールはどこでしたか?」と質問され、話がいろいろな方向へ行ってしまった事に気が付きうつむいてしまう場面がありました。その後、先生から振り返りをしてもらいました。「そうだった、なかなかうまく出来ないな」という表情でメモを真剣に取っていたみなさんでした。 今回は「システムで物事を読み解いていく」というところを学びました。

「システム」とは、見えているものや出来事の背景には何が起きているのか。見えていないものを考える。そこには何がサインがあったり、パターンがありませんか?ということで沢山の例をお話ししてくださいました。先生のお話を聞いたり皆さんのお話を聞いたりしながらも、わかるような、わからないような、と少し不安な表情の皆さんが見られました。新人、中堅、リーダー、主任、園長、とそれぞれの立場な背景をふまえて見えてくるものを出し合い、プログラムの骨組みの作り方を「ユー理論」に落とし込んで具体的なお話をききました。システム?難しい。という声が聴こえてきましたが、先生は「プスブスしていてもいい。ある日突然びっくりするほどみえますよ」とお話ししていました。「早く職場に行って見てみたい」という感想も聞かれました。

次回、皆さんの発見したシステムのお話しを聞ける。と思うとワクワクして楽しみです。今回も沢山の学びがありました。ありがとうございました。

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