「後輩・職員に教えてあげたいけれども、言い方によってはパワハラと誤解されてしまうかも・・・。」
「どこからどこまでが、ハラスメントなんだろう・・・。」
「あの人のかかわり、ちょっと気になるな・・・。」
「今まで我慢してきたけど、もしかして・・・これって、ハラスメントでは?」
「なんとなく今までは黙認されてきたけれどもーーー
これからの時代、それではいけないような気がする」
~そんな風に“ハラスメント”が気になっている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
言葉が一人歩きしているところもありますが、
そもそもーーーハラスメントとはなにを指すのでしょう?
ハラスメントとはーーー
ハラスメントの定義はとして、
職場などの人間関係において 相手の意に反して不快・苦痛を与える行為 を指します。
加害者にその自覚がなくても、被害者が「つらい」「困っている」と感じれば
ハラスメントと見なされる可能性があります。
厚生労働省による定義(職場におけるパワハラ防止法より)もご参照ください。
特に「職場におけるハラスメント」として、以下のような要素が定義されています。
◆ パワーハラスメントの3要素:
-
優越的な関係を背景とした言動
-
業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
-
労働者の就業環境を害するもの(身体的・精神的苦痛)
これらをすべて満たすと「パワハラ」として認定されます。
保育業界のハラスメント!?
保育の世界に、ハラスメントは存在するのでしょうか?
保育コミュニケーション協会代表の松原が保育業界のハラスメント研修にかかわるようになったのは
じつは2017年からです。
その時期より厚生労働省の指定ハラスメント研修を受講し、
情報収集と研修実施を重ねていく中で、保育業界には 昔ながらの
「当たり前」の嫌がらせや八つ当たりが
暗黙の了解として浸透している風土もあることが分かってきました。
なぜ、ハラスメントはいけないのか?
ハラスメントがいけない理由は、
職場の士気を下げるためだといわれています。
ではーーーハラスメントが見受けられる園では、なにが起きているのでしょう?
立場の強い人が大きな声を出したり
気分でドアをバンと閉めたり
八つ当たりをする場面に遭遇する中で
保育者自身がのびのびと子どもに向き合うことが出来ず
いつもだれかの目を気にしておびえており、活発な意見交換に至らず
大人都合の(子ども優先ではない)保育が展開されてしまうことがあります。
それでは質の高い保育からはほど遠くなってしまうのではないでしょうか。
子どものために、本当に大切な保育を実践していくことが出来る
職場の関係性を一緒に見直していきましょう。
研修を受けることで
ハラスメントの研修受講を通して
✅正しい知識の習得 自分では“指導”のつもりが、ハラスメントと受け取られる可能性に気づける
✅ 自分の関わり方を見直す視点 「つい言ってしまう言葉」「距離感のとり方」などを振り返るきっかけになる
✅ 対話力・伝え方の工夫 相手を尊重しながら“伝える”技術と姿勢を学べる
✅ チームづくりへのヒント 心理的安全性のある保育チームをどう築くかを考える
✅ トラブル対応の視点
~といった自分になることを目標としています。
大切に子どもたちを育み、守り続けてきた職場が
より居心地の良い場所になり
大人同士の関係性の背中が子どもたちの良い影響をもたらす
環境になりますように貢献していきましょう。
こんな方におすすめです
- ハラスメントが気になっている人
- 自分もそうなのではと感じている人
- 気がついていない人への対応の仕方に悩んでいる人
- 職場の雰囲気を変えていきたいと感じている人
受講することで
- なにがハラスメントでそうではないのか、正しく知ることができる
- 園内のハラスメントとの向き合い方がわかる
- 覚悟を決めて改革していくための組織改変に備える
内容
Step1.保育職場におけるハラスメントの現状
Step2.ハラスメントの定義と6分類
Step3.保育現場でハラスメントが起こる背景
Step4.職場としての姿勢とチームサポート
Step5.関係性とコミュニケーションの工夫
ご案内
【開催日】2025年8月3日 (日) 10:00~12:00
【参加費】当日受講:実践ワークで付きを持ち帰る 3,900円(税込4,290円)
動画受講:講師のお話+特別編を収録 4500円(税込4,950円)
【場 所】ご自宅からオンラインツール:ZOOMにて
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🌿担当講師:松原美里
北海道網走市生まれ。横浜女子短大 保育科を卒業。
保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。
横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で、
子どもにとって大切な存在である親のサポートの必要性を感じ、退職。
「大人が輝く背中を見せる」ことの重要性を感じてコーチング(米国認定コーアクティブコーチ資格)・
心理学・NLPを学び、2007年よりUmehanaRelationsを設立する。
保育の視点を子育て支援に生かすAllAbout「育児の基礎知識」ガイドのほか、子育て支援講座、監修・三幸学園千葉校にて、保育原論・児童心理学等を担当。
大阪での虐待事件の背景に、「一番近くにいる保育士にこそ、コーチングを役立ててもらいたい」と、2008年より保育士向けコミュニケーション講座を定期的に主催。
幼稚園での保護者対応研修・広島での保育士研修・島根県での再就職支援講座等を皮切りに、講師としての活動を開始する。
2011年~2016年までエクレス保育園~認定こども園エクレス保育園部施設長。
2019年より保育コミュニケーション協会 代表。保育士キャリアアップ研修マネジメント等担当。